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2016年 WGCキャデラック選手権
期間:03/03〜03/06 場所:トランプナショナルドラール(フロリダ州)

スコットが逆転で2週連続優勝!松山英樹は35位

◇米国男子◇WGCキャデラック選手権 最終日◇トランプナショナルドラール(フロリダ州)◇7543yd(パー72)

4日間で最も強い風が吹き荒れた難コース“ブルーモンスター”。9アンダーの2位から出たアダム・スコット(オーストラリア)が「69」で回り、通算12アンダーとして前週の「ザ・ホンダクラシック」に続く2週連続優勝を飾った。米ツアー2連勝は2014年のプレーオフ第3戦、最終戦を制したビリー・ホーシェル以来。

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スコットは前半3番と5番でいずれも2打目を池に入れてダブルボギーをたたき、一時後退。「あの時点で優勝は遠ざかったと感じた。この難しいコースだから80をたたいてしまうかもしれないと思った」とあきらめかけたが、6番でバーディを奪い返して挽回。「ロリー(トップにいたマキロイ)もスコアを落としていたから、バックナインで粘ればチャンスがある」と、猛然と巻き返した。

10番からの3連続バーディなどで首位の座を奪取。最終18番で2mのパーパットを沈めてガッツポーズを見せ、4位から「68」をマークしたバッバ・ワトソンを1打差で振り切った。スコットのWGC制覇は2011年の「WGCブリヂストンインビテーショナル」以来2回目。ツアー通算13勝目となり、フェデックスカップポイントランキングでトップに浮上した。

後続に3打差をつけて単独首位からスタートしたロリー・マキロイ(北アイルランド)は1バーディ、3ボギーと振るわず通算10アンダー。ダニー・ウィレット(イングランド)と並び3位タイに終わった。フィル・ミケルソンが9アンダーの5位に入った。

41位タイから出た松山英樹は5バーディ、1ボギー1ダブルボギー1トリプルボギーと出入りが激しく「73」。通算4オーバーにスコアを落としたが、35位タイに順位を上げてフィニッシュした。

宮里優作は「80」と崩れ、通算15オーバーの61位タイで初のWGC参戦はホロ苦い結果となった。

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