石川遼&松山英樹と同じ22歳 ノ・スンヨルに米ツアー初Vのチャンス到来
2014年 チューリッヒクラシック
期間:04/24〜04/27 場所:TPCルイジアナ(ルイジアナ州)
石川&松山世代 22歳のノ・スンヨルが米ツアー初優勝!
◇米国男子◇チューリッヒクラシック 最終日◇TPCルイジアナ(ルイジアナ州)◇7,399ヤード(パー72)
スタート前から吹き荒れる強風が連想させた“嵐の予感”は、単独首位で最終日を迎えた22歳には無縁だった。2打差リードでスタートしたノ・スンヨル(韓国)が4バーディ、3ボギーの「71」にまとめ、通算19アンダーで逃げ切り勝利。米国ツアー参戦3年目にして初タイトルを獲得し、自身初となる「マスターズ」(2015年)出場権も手にした。
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序盤は重い空気に包まれた。1番のティショットを大きく右に曲げると、2.5メートルのパーパットを外し、今週55ホール目にして初めてのボギー。その直後に1組前を回るジェフ・オバートンが2番(パー5)でイーグルを奪い、さらに同組のキーガン・ブラッドリーが2番でバーディ。通算17アンダーで首位に並ばれ、自ら混戦を招いてしまう。
しかし、並ばれはするが抜かれはしない粘りが、再び流れを引き寄せる。7番までパーを重ねて首位を並走すると、8番で5.5メートルのチャンスを決めて再び単独首位へ。1打差リードで迎えたサンデーバックナインは1度も首位に並ばれることなく、最後は2打差をつけて逃げ切った。
通算17アンダーの2位はアンドリュー・スボボダとロバート・ストレブの2選手。通算16アンダー4位にオバートン。通算14アンダー5位タイにエリック・コンプトンら3選手が並んだ。ノとの直接対決で逆転を狙ったブラッドリーは、6番のトリプルボギーで優勝争いから脱落。通算13アンダーの8位タイに終わった。
<主な上位選手成績>
優勝/-19/ノ・スンヨル
2位/-17/A.スボボダ、R.ストレブ
4位/-16/J.オバートン
5位/-14/E.コンプトン、R.ガリガス、C.ホフマン
8位/-13/J.ローズ、T.ゲイニー、K.ブラッドリー