藤田、谷口徹、横尾、シーハンが「全米オープン」出場権を獲得!
2000年 全米オープン
期間:06/15〜06/18 場所:ペブルビーチGL(カリフォルニア州)
強風の2日、スコアが落ちていく。8オーバー今田はカット線上で微妙
サスペンデットの2日目もスタートは大幅に遅れ、結局今田竜二、丸山茂樹らが5番ホールのプレーを再開できたのは午前8時15分だった。今田は第1ラウンドを75。第2ラウンドも75としてトータル150。丸山茂樹は77-80の157、15オーバー。
今田竜二は出だし5番をガケ下に落としていきなりボギー。続く6番もボギー。10番で待望のバーディを獲得したものの11番14番17番とボギーをかさね、結局4オーバー75で第1ラウンドを終えた。一方の丸山茂樹は7番でバーディ。いい雰囲気になりかかったが9番をボギーとして帳消し。そして14番からズルズルとボギー街道が続き、上がりのロングもボギー。トータル6オーバーの77。
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昼頃から風がどんどん強くなってきた。風がなければ雨か霧。晴れれば風。それがペブルビーチなのだが、粘るラフと速く小さなグリーンにこの強風が加わると、もう手がつけられなくなる。
引き続いてスタートした第2ラウンド、今田竜二は3番から3連続ボギー。ショットが決して安定しているとはいえず、絶妙の小技でカバーする綱渡りのゴルフだったが、それにも限界がある。8番9番もボギー。しかインに入って2バーディ。反撃を開始し一時は6オーバーまでスコアを伸ばしたが、大詰め17番18番を痛いボギーとし、結局3バーディ、7ボギー。8オーバー、暫定68位付近でホールアウトした。他の選手がのきなみスコアを崩しているだけに予選通過の可能性もあり、カットされてしまう可能性もありというスレスレの線だ。
丸山茂樹は噛み合わない。入ってもおかしくないようなバーディパットが入ってくれず、ずーっとガマンのパーを続けてキッカケを待つゴルフ展開。だがついに訪れたキッカケは悪いほうに転がる動きだった。8番、ダボ。9番は無惨なダブルパーの8。10番もまたボギー。ここで気力が萎えたか、結局41-39の80。15オーバーで終了。丸山茂樹の全米オープンは終わった。36ホールで取れたバーディがたった1つだけ。悔しさが残る。
ただし決勝進出ラインが厳密に確定するのは土曜午前、すべての組が予選を終了してからになる。明日、どんなドラマが待ち受けているのだろうか。今田竜二が「上位60位タイまで」に入って予選を通過できるかどうか、すべては残り選手たちの崩れ具合にかかっている。
タイガー、8アンダーに。8オーバー今田は惜しくも通過ならず (6/18)
土曜早朝行われた第2ラウンドの結果、カットラインは7オーバーと決定。今田竜二は惜しくも決勝へ進むことができなかった。