選手コメント集/全米プロゴルフ選手権最終日
2001年 全米プロゴルフ選手権
期間:08/16〜08/19 場所:アトランタ アスレチッククラブ(ジョージア州)
片山晋呉が大爆発!! 9アンダー首位に立った!
全米プロゴルフ選手権の2日目。日本の片山晋呉がこの日の主役になり、リーダーボードの一番上に名前を掲げた。3アンダー11位からスタートした片山は、出足11番でボギーを叩いたものの、その後はバーディを7つ奪う猛チャージを見せ、この日64をマーク。通算9アンダーの単独トップでラウンドを終えた。
この日の片山はドライバーが曲がらず、ショットは確実にグリーンを捉え、パットはどこからでも入りそうな完璧なゴルフだった。特にスコアを伸ばした後半の9ホールはバーディパットを確実に決め、ガッツポーズが次第に大きくなった。そして最終9番ホールではピン上7メートルにつけると、7つめのバーディパットを沈め両手を大きく上に上げた”万歳”のようなガッツポーズ。後半だけで5ストローク伸ばした。
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片山のスタートは午前中だったので、午後からスタートしたD.トムズが12番パー5でこの日5つ目のバーディを奪い9アンダーで首位の片山に並んだ。トムズは15番でボギーを叩一歩後退したが16番でバーディを奪い再び9アンダー。片山と共に首位で予選ラウンドを終えた。
首位片山から1打差8アンダーの3位にはP.ミケルソンとB.エステスが並んでいる。ミケルソンは連日の66、安定したゴルフで悲願のメジャー制覇に好位置をキープしている。
そして、注目のT.ウッズ、D.デュバル、R.グーセンの組みは、思うようにスコアを伸ばせず苦しい展開となった。デュバルは68でスコアを2つ伸ばし6アンダーで5位タイ、タイガーは序盤スコアを伸ばせず苦しんだが、後半15、16番で連続バーディを奪いイーブンパーの56位タイまで順位を上げた。全米オープン覇者のグーセンはスタートから3連続ボギーのスタートとなったが、後半スコアを戻しこの日はイーブン、通算1アンダーで43位となっている。
片山以外の日本勢は丸山茂樹が2オーバーでのラウンドとなったが、通算イーブンパーでウッズと並び56位で決勝ラウンドに進出を決めた。 しかし、谷口徹が10オーバー、尾崎直道が11オーバー、田中秀道は12オーバーで予選落ちとなった。