GDO編集部が選ぶ 2012年海外男子ツアー10大ニュース
2001年 メモリアルトーナメント
期間:05/31〜06/03 場所:ミュアフィールドビレッジGC(オハイオ州)
P.エイジンガーが首位。V.シンが2位に浮上した。
メモリアルトーナメント2日目。初日4アンダーの5位タイからスタートしたポール・エイジンガーが9アンダーで単独首位に立った。前半2バーディ、2ボギーとスコアを伸ばせなかったが、後半13番ホールから5ホール連続でバーディを奪った。
この日のベストスコア66を叩きだしたビジェイ・シンがノーボギーで6つのバーディを奪い23位から2位に急浮上した。初日5位に入ったタイガー・ウッズとシルヒオ・ガルシアがスコアを3つ伸ばし、3位タイに浮上した。ウッズは初日ダブルボギーの3番ホールでボギーを叩いたが、その後4つのバーディを奪った。ガルシアは前半すべてパー、後半にスコアを3つ伸ばした。
<< 下に続く >>
その1打差には尾崎直道がこの日も3アンダーでまわり6アンダーの6位に浮上した。初日首位のクリス・スミスとのラウンドとなった尾崎は、16番ホールからの上がり3ホールをすべてバーディとした。この時点でトップ10には、現在の賞金ランキング上位ばかりとなったが、その中で105位の尾崎が健闘している。
初日ウッズと同じ5位タイの谷口徹はボギー先行の苦しいラウンドとなった。10番ホールで1アンダーまでスコアを落としたが、その後はバーディを奪い通算3アンダーで27位タイになった。また、初日2アンダーの丸山茂樹は、序盤バーディを2つ奪い4アンダーまで伸ばしたが、その後は3ボギーと1つのダブルボギーで一気に1オーバーまでスコアを落とした。
谷口と同じく次週行われる全米オープンに出場する片山晋呉は、後半ダブルボギーを2つ叩き3オーバーでギリギリ予選通過となりそうだ。この日は全員がホールアウトすることができず、サスペンデッドになった。予選カットラインは片山の3オーバーまでになりそうで、現在4オーバーには田中秀道がいる。田中は15番ホール終了時点でこの日のプレーを終了してしまい。明日早朝からの残り4ホールで1つでもスコアを伸ばせば予選を通過できそうだ。
この大会には日本から6人が参加しているが、この時点で唯一予選落ちとなりそうなのが横尾要。初日は1オーバーの60位、この日スコアを伸ばしたいところだったが、8オーバーと崩れ通算9オーバーの101位まで順位を下げてしまった。