惜しい戦いが続いた今季前半戦・・・B.ホーシェルが念願の初優勝を手に（Getty Images／Chris Graythen）

◇米国男子◇チューリッヒクラシック 最終日◇TPCルイジアナ（ルイジアナ州）◇7,341ヤード（パー72）

2位以下に2打差をつけて最終日を迎えたルーカス・グローバーが、前半1ボギーと伸び悩み大混戦となった。混戦をいち早く抜け出したのがビリー・ホーシェル。5番のバーディで勢いをつけると、7番から12番まで怒濤の6連続バーディ。通算20アンダーまでスコアを伸ばしてツアー初優勝を果たした。

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1打差の通算19アンダー単独2位はD.A.ポインツ。前半のスコアを2つ伸ばすと、10番から4連続バーディを奪いホーシェルを追いかけたが、一歩届かなかった。通算17アンダー単独3位はカイル・スタンリー。ホーシェル、ポインツと同じく2位タイで最終日を迎え逆転優勝のチャンスもあったが、前半1バーディと出遅れが響いた。

早々に首位から陥落したグローバーは通算15アンダーでボビー・ゲイツと並び4位タイ。最終日に5ストローク伸ばしたドンファン（韓国）が通算13アンダーで8位タイに食い込んだ。

また「マスターズ」でローアマを獲得した14歳のアマチュア、グァン・ティンラン（中国）は2バーディ、4ボギーと2オーバーにまとめ、通算4オーバーの71位は変わらなかったが、4日間戦い抜いた。