日本でもお馴染み 韓国のベ・サンムンが首位に3打差の2位タイで決勝ラウンドへ

◇米国男子◇HP バイロンネルソン選手権 2日目◇TPCフォーシーズンズリゾート（テキサス州）◇7166ヤード（パー70）

キーガン・ブラッドリーが初日の貯金を活かし、通算11アンダーでその座を堅守。2位タイに浮上してきたのは、「63」をマークしたトム・ギリスと、日本でもお馴染みの韓国のベ・サンムン。ともに通算8アンダーとし、2011年大会優勝者の背中を3打差で追って決勝ラウンドを迎える

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通算7アンダーの4位タイに、ジョン・ハー、ライアン・パーマー、チャール・シュワルツェル（南アフリカ）。ともに98位タイからスタートした石川遼と今田竜二は明暗が分かれる結果となり、石川は3バーディ、1ボギーの「68」と2つ伸ばして通算1アンダーの53位タイへ浮上。「マスターズ」からの4戦連続予選通過を決めている。一方の今田は終盤の崩れが響いてスコアを1つ落とし、通算2オーバーで予選落ちに終わった。

＜ベ・サンムン、「日本は2年目が凄く良かった」＞

初日は午前スタートで「66」、2日目は午後スタートながら同じく「66」をマークして通算8アンダー、首位と3打差の2位タイに浮上したベ・サンムン。「ここはいつも風がとても強いコースなので、昨日は本当に穏やかなコンディションでびっくりしました。でも、今日も同じスコアを出せたので、嬉しいです」と額に汗を浮かべながら、笑顔を見せた。

2月からリック・スミス新コーチの元で磨きを掛け、「ショートゲーム、パッティング、バンカーショットが良くなりました」と言うサンムン。この日は5～6メートルのパットを数多く沈め、「運が良かった」と振り返った。

日本ツアーは参戦2年目に3勝を挙げて、賞金王へと上り詰めた。PGAツアーも今年が2年目。「日本では2年目が良かったので、ここでも初優勝と2勝目もできたらいいです」と期待を込める。「今は本当に自信がありますね」と、日本で見慣れた強気のサンムンが戻ってきた。