PGAツアー「インベンシス・クラシック」最終日
2002年 インベンシスクラシック at ラスベガス
期間:10/09〜10/13 場所:TPC at サマリン、他2コース(ネバダ州)
3会場でそれぞれ好スコア続出、日本勢は出遅れた
米国男子ツアー「インベンシスクラシック」が、ネバダ州ラスベガスで開幕した。この大会はプロ1名にアマチュア3名の組み合わせで、3日間のラウンドが行われる。その後決勝ラウンドを2日間、合計5日間の長丁場となる。会場は、TPCサマリンをメインに、TPCキャニオンズ、サザンハイランドの3コースが使用される。
初日は進行が遅れ、また各会場間のスコア情報が錯綜し、なかなか順位が入れ替わらず選手、関係者には情報が入りづらかった。そして、遅い時間にスタートしたリー・ジャンセンとスティーブ・ジョーンズが首位に立った。
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TPCキャニオンズでラウンドしたジョーンズと、TPCサマリンをラウンドしたジャンセン。例年はコースによってスコアを伸ばしやすいところが偏りがちだが、この日は各コースで好スコアが続出している。
首位に1打差の8アンダーにはリッチ・ビームとJ.L.ルイスが並び、7アンダーには8人の集団となっている。今週はアマチュアが一緒にラウンドすることもあり、通常のトーナメントに比べピンの位置が寄せやすい位置になっていたり、プロにとっては比較的カンタンな設定となっているためだ。
今週の日本勢は、最近好調の田中秀道と、シード権獲得のボーダーライン上にいる横尾要が出場している。サザンハイランドをラウンドした田中は、2番でボギーが先行したが、3つのパー5で確実にバーディを奪った。しかし、周囲がスコアを伸ばしているため、2アンダー85位となっている。
また残りの試合数を考えると、少しでも賞金を稼いでおきたい横尾は、TPCキャニオンズをラウンドした。2バーディ、1ボギーと横尾らしくないおとなしいゴルフで1アンダーとなった。こちらは107位と出遅れてしまった。
昨年は、この大会で今シーズンのシード権獲得を決定付けているだけに、今年も上位に入りたいところだ。