PGAツアー「マスターカードコロニアル」最終日
2002年 マスターカードコロニアル
期間:05/16〜05/19 場所:コロニアル・カントリークラブ(テキサス州)
4年ぶりの栄冠、N.プライスがツアー17勝目を飾った
米国男子ツアー「マスターカードコロニアル」は、10アンダーの単独首位からスタートしたN.プライスがスコアを3つ伸ばし通算13アンダーで優勝。4年ぶりのツアー17勝目となる。
連続バーディでスタートしたプライスは、いきなり12アンダーまで伸ばしたが、5、6番で連続ボギーを叩き10アンダーに逆戻り。追ってくるD.トムズなどが8アンダーまで伸ばし、その差は2つに迫ってきた。
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しかし、今週のプライスはパターが好調で、11番ではおよそ15メートルはありそうな長いバーディパットを沈めた。このパットで嫌なムードは一新、続く12番でもバーディを奪った。そして14番ではグリーンのエッジからチップインバーディまで飛び出し優勝を決定づけた。
プライスを追うD.トムズは、15番でダブルボギーを叩き失速、最終18番でバーディを奪い2位をキープするのが精一杯だった。同じくK.ペリーも12番で9アンダーまで伸ばしたが、その後1つ落とし8アンダーで終了した。
3日目にスコアを伸ばし4アンダー5位につけていたベテランのT.ワトソンは、3バーディ、2ボギーと1つスコアを伸ばした。順位は2つ下がり7位でのフィニッシュになったが、相性のいい大会でワトソンは、久しぶりにその雄姿をギャラリーに披露した。
また、先週ツアー2勝目を上げた日本の丸山茂樹は、スタートの1番でトリプルボギーの苦しい立ち上がりになった。しかし、その後はボギーを叩きつつもバーディを奪い、イーブンパーでまとめた。通算2アンダーは19位となっている。来週はメモリアルトーナメントが行われるが、好調な丸山には上位進出の期待がかかる。