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2002年 マスターカードコロニアル
期間:05/16〜05/19 場所:コロニアル・カントリークラブ(テキサス州)

ショットに加えパットも好調、N.プライスが独走態勢に入った

米国男子ツアー「マスターカードコロニアル」は、2日目の早朝に降った豪雨の影響で進行が遅れていた。この日は予選第2ラウンドの残りが行われ、第3ラウンドは3人ずつの組み合わで、アウト、インに分かれて行われた。

前日吹いていた10メートルを超える強風は収まったが、狭いコースを攻めるのは難しく、選手たちはスコアを伸ばせず苦しんだ。しかし、2日目に首位に立ったN.プライスは順調にスコアを伸ばした。

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前半は1つしか伸ばせなかったプライスは、10、11番で連続バーディを奪い、14番でも4メートルのバーディパットを沈め10アンダーと完全に抜け出した。しかし15番で短いパーパットを外すと16番パー3でのボギー、再び2位との差が2つになってしまった。だが、プライスのショットは崩れるどころか、終盤の17、18番でピタリとピンにつけバーディを奪い10アンダーで3日目を終えた。

2位には5アンダーでP.タタウランギ、K.ペリーS.フレッシュが並んでいる。タタウランギはプライスと同じくスコアを4つ伸ばし21位から浮上してきた。そして、4アンダー5位グループには53歳のT.ワトソンが入っている。ツアー通算34勝のワトソンは、最後に優勝したのが98年のこの大会。コースとの相性がいいのか、上位に食い込んできた。

また、この日のベストスコア64をマークしたD.トムズも5位に浮上してきた。連続バーディでスタートしたトムズは、10番からも4連続でバーディを奪うなどチャージをかけている。

2週連続優勝を狙う丸山茂樹は1アンダー21位からスタートし、この日も1つスコアを伸ばした。終盤まで1バーディ、1ボギーで耐え、16、17番もバーディ、ボギー。そして最終18番では3メートルのバーディパットを決め小さくガッツポーズを見せた。首位とは8打差あるが、明日最終日の巻き返しを期待する。

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