ベイヒルインビテーショナル優勝/C.キャンベルにインタビュー
2002年 ベイヒルインビテーショナル
期間:03/14〜03/17 場所:ベイヒルクラブ&ロッジ(フロリダ州)
さあ来たぞ!T.ウッズが初日から首位。J.デーリーも首位だ
米国男子ツアー「ベイヒル・インビテーショナル」がフロリダ州オーランドのベイヒルクラブ&ロッジで14日に開幕した。この大会は2連覇中のT.ウッズが自身3大会目の3連覇に向けて出場している。
今シーズンこれまでのウッズは、特別調子が悪いわけではないが昨年同様優勝がない。昨年もこの大会で優勝してから4月のマスターズまで出場4試合連続での優勝を果たしている。今年もここから本格的なスパートをもくろんでいる。
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会場となるベイヒルクラブは、グリーンの改造が行われ、選手の間では「いままで以上に速くなって難しい」という声が出ている。だが、難しいグリーンになれば強さを発揮するのがウッズだ。初日は4番ホールからの3連続バーディを含む5バーディ。ボギーを1つも叩かず初日から首位になった。
同じく5アンダーには、人気と飛距離ではウッズに引けを取らないJ.デーリーがいる。12番を終えて5アンダーまで伸ばしたデーリーは、13、14と連続ボギーで失速。しかし、16番パー5でイーグルを奪い再び5アンダーに戻した。ウッズとデーリーの一騎打ち、ファンにはたまらないシチュエーションはおとずれるのだろうか。
他にも5アンダーにはS.フレッシュなど4人が並んでいる。そして、1打差の4アンダーグループにはS.ガルシア、S.シンクなどに加え日本の横尾要が入っている。この日10番スタートの横尾は11、12と出足連続ボギーでつまづいた。しかし、アウトコースに入り5つのバーディを量産し4アンダーまで伸ばしてきた。特に大きいのが最終9番ホールでのバーディ、明日につながる良いフィニッシュができたのではないか。
現在最も注目されているのは2つのツアーをまたいで連勝中のE.エルスだ。1週間ぶりに米国ツアーに戻ってきたエルスは、5つのバーディを奪いながらもボギーを3つ叩き2アンダー22位タイになった。ジェニュイティ選手権ではウッズを振り切って優勝しているだけに、今週も伸ばしてくるか注目されている。
また、今週の日本勢は横尾と丸山茂樹が出場している。この2人、昨年から一緒にツアーの挑戦しているのだが、同じ試合で好成績を残したことがないのだ。どちらか1人が調子がいいと、もう一人は予選落ちするなど、チグハグな展開が多かった。
この日は丸山も2アンダー22位に入っているため、2人そろってのベスト10入り目指して2日目以降もスコアを伸ばしてもらいたい。