米国男子ツアーの第37戦『84ランバークラシックofペンシルベニア』が9月18日（木）から9月21日（日）までの4日間、ペンシルベニア州のネマコリンウッドラウンズリゾート＆スパにあるマイスティックロックGCで開催される。2000年から始まった大会で歴史は浅く、一昨年優勝したオーストラリアのロバート・アレンビーが、昨年は2位になるなど相性の良い大会になっている。

昨年、日本の田中秀道が2日目と最終日にスコアを伸ばし7位に入った。先週、先々週と優勝争いの中心メンバーとしてがんばってきた田中が、昨年好成績を残した思い出の大会でツアー初優勝を果たすのか期待が掛かる。

＜＜　下に続く　＞＞

2週連続で優勝争いをしている田中にとって、体力、そして精神的にも疲れのピークに達している。特に先週は連日のサスペンデッドの末、最終ラウンドが月曜日に持ち越されてしまった。休む間もなく会場を移動し、今週の試合に臨むことになる。今週は現在の賞金ランキング上位勢が揃って欠場する。先週の「ジョンディアクラシック」で今シーズン3勝目をマークし、ランキング首位に踊り出たビジェイ・シンも休養を取る予定だ。

したがって下位の選手にチャンスが回ってくるのだが、シード権確定まであと一歩という丸山茂樹にもがんばってもらいたい。先週は予選落ちし、決勝ラウンドに進んだ選手に比べ3日間の休養が取れた。今週は元気な姿を見せてもらいたい。

また、先週の試合を終えて202位の貞方章男、203位の久保谷健一、そして221位の横尾要も最後まで諦めずに闘って欲しい。特に久保谷は、ここ3試合続けて決勝進出を果たしているだけに、上位進出の期待も高まる。今週あたり日本勢どうしの優勝争いになるかも知れない。

【主な出場選手】
R.アレンビー、L.ジャンセン、L.ドナルド、田中秀道、丸山茂樹、久保谷健一、貞方章男、横尾要 他