優勝者D.クラークにインタビュー/WGC NECインビテーショナル
2003年 WGC NECインビテーショナル
期間:08/21〜08/24 場所:ファイヤーストーンCC(オハイオ州)
D.トムズとC.ライリーがトップ。ティショットが乱れたT.ウッズは9位に後退
オハイオ州のファイヤーストーンカントリークラブで開催中のWGC(世界ゴルフ選手権)のNECインビテーショナル2日目。初日首位に立ったB.カーティスとS.ガルシアがスコアを崩してしまい、代わりに4アンダーの5位タイでスタートしたD.トムズとC.ライリーがスコアを伸ばしトップに踊り出た。
D.トムズは2番でバーディを奪った後、6番のミドルホールでは圧巻のイーグル。バック9ではスコアを伸ばせなかったがトータル7アンダー。D.トムズと同組でラウンドしたC.ライリーは初日に続きボギーを叩かない安定したゴルフを展開。前半2つ、後半1つバーディを奪いトータル7アンダー。トップに立った2人は明日も同組でラウンドすることになった。
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1打差の6アンダーで追うのは、2日目「62」のベストスコアを叩き出したF.ファンクだ。スタートのミドルホールでいきなりイーグル。その後フロント9で3つ、バック9でも3つバーディを奪い初日の49位から3位にジャンプアップした。同じく3位には「65」の好スコアでラウンドしたV.シンが並んでいる。
注目のT.ウッズはティショットが不調。特に左に曲げてしまうシーンが多かった。ボギーとバーディを交互に奪う展開で17番まではなんとかイーブンパーで凌いできたが18番ホールでプッツン。ティショットを曲げ左のラフへ。フェアウェイに出すだけの2打目は強くヒットし過ぎて今度は右のラフ。木が邪魔にはなっていたものの3打目も乗らず。4打目はロブショットでカップを直接狙うが、グリーンすら捕らえることができなかった。結局このホールはダブルボギーでホールアウト。2日目を終えて、トップと4打差の3アンダー・9位タイはまだまだ優勝を狙える位置だか、ティショットが安定しなければ問題外。先週の「全米プロゴルフ選手権」の悪夢が連想された。
そのほか、日本の伊沢利光は1オーバーの34位タイ。横尾要は4オーバー57位タイにつけている。予選落ちがなく高額賞金の今大会だけに、3日目そして最終日に少しでもスコアを伸ばしておきたいところだ。