藤田58位、石川91位にランクダウン/男子世界ランキング
2003年 第100回ウェスタンオープン
期間:07/03〜07/06 場所:コグヒルゴルフ&CC(イリノイ州)
タイガーいきなり単独首位!日本勢も好スタート!
2003年米国男子ツアー第26戦『ウェスタンオープン』(100th Western Open)が、イリノイ州レモントにあるコグヒルゴルフ&カントリークラブで開幕した。大会名にも含まれているように今年100回目の開催となる。
その歴史ある大会で3度目の優勝を狙うタイガー・ウッズが、初日からロケットダッシュを見せた。10番ホールからスタートしたタイガーは、11番パー5でイーグルを奪った。続く12番パー3でボギーを叩いたが、すかさず13番でバーディ。その後も7つのバーディを積み上げ9アンダーの63をマークし単独首位に立った。
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今シーズンのタイガーは、昨年末に行ったヒザの手術で出遅れたが、復帰後はあっという間に3勝を挙げた。しかし、プレーヤーズ選手権、マスターズ、全米オープンと優勝を狙う大舞台でトップ10入りを逃している。2週間後に控えた全英オープンに向け、今週が最終調整となるが、優勝という手土産を持ってイングランドに出向きたいところだ。
タイガーを1打差で追うのは、伏兵のバンス・ビージーだ。最終組でスタートしたビージーは、日没が迫り暗い中でもバーディを奪い8アンダーまで伸ばした。ナイキツアー、バイドットコムツアーと渡り歩いた苦労人で、昨年のQスクールで17位に入りPGAツアーの出場資格をつかんだ。しかし、ソニーオープンで40位に入ったが、その後は10試合連続の予選落ち。先週の「FedEx セントジュードクラシック」で20位に入り久しぶりに賞金を稼いでいる。
さらに1打差の7アンダーには、2週連続優勝を狙うデビッド・トムズ、6アンダーにはディフェンディングチャンピオンのジェリー・ケリーが続いている。トムズはマッチプレーの決勝戦でタイガーに敗れているだけに、今週は直接対決によるリベンジを狙う。
そして、日本の4名がそろって好スタートをきった。3アンダー17位に丸山茂樹と久保谷健一、2アンダー31位に田中秀道と貞方章男が並んでいる。首位のタイガーには少し離されているが、4日間スコアを伸ばし日本旋風を巻き起こしてもらいたい。