~プロのこだわり5箇条~ <第8回>久保谷健一
2003年 クライスラークラシックofツーソン
期間:02/27〜03/02 場所:オムニツーソンナショナルゴルフリゾート&スパ(アリゾナ州)
クライスラークラシック of ツーソン2日目
米国男子ツアー第8戦「クライスラークラシック of ツーソン」の2日目。曇り空の中、多くの選手がスコアを伸ばしてきた。最も伸ばしたのは、5アンダー3位タイからスタートしたF.リックライターだった。
10番ホールからスタートしたリックライターは、前半に4つ、そして後半も4つのバーディを奪い、8番では快心のイーグル。この時点で通算15アンダーまで伸ばしたが、最終ホールでボギーを叩き14アンダーで2日目を終えた。
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リックライターを3打差で追うのは、同じく5アンダーからスタートしたブライアン・ゲイ。さらに3打差の8アンダー単独3位に扶助うしてきたのは、初日63位のトッド・バランジャー。スコアを伸ばす選手が多く、順位は大きく入れ替わってしまった。
初日6アンダーの単独2位につけたアーロン・バデリーは、スコアを1つしか伸ばせず7アンダー止まり。それでも初日の貯金が効き、5位タイに止まっている。同じく5位タイにはディーン・ウィルソンも食らい着いている。
そして、ウィルソンと並び8位につけていた久保谷健一は、15番パー5でダブルボギーを叩くなど、大荒れな内容となった。しかし、辛うじて予選カットラインの上に名前は記されている。
初日3オーバーと出遅れた田中秀道は、堅実にバーディを積み重ねイーブンパーまで伸ばした。久保谷と同じく71位グループ。明日からの決勝ラウンドでは、どこまで順位を上げてくるか楽しみだ。
また今週は試合終後に、リランキングが開催され、出場試合数の優先順位が決定する。その意味でも、Qスクール出身の貞方章男は、上位に入る必要があったが、この日もスコアを1つ落とし、通算5オーバーで予選落ちとなった。