選手コメント/ソニーオープンinハワイ2日目
2003年 ソニーオープンinハワイ
期間:01/16〜01/19 場所:ワイアラエCC(ハワイ州)
A.バデリーが15アンダーで飛び出し、E.エルスが2打差の2位
オアフ島にあるワイアレエカントリークラブで開催されている「ソニーオープンinハワイ」の3日目。時折ハワイ特有の強風が吹き、スコアの開きが出てきた。10アンダー首位タイからスタートしたアーロン・バデリーが5ストローク伸ばして単独首位に立った。9番パー5でイーグルを奪ったバデリーは、前半だけで5ストローク伸ばした。後半は風も強くなり無理な攻めはしなかったが、16番ではグリーン左サイドの傾斜がきついラフに入れてしまった。しかし、絶妙なアプローチでパーをセーブした。
2位には、9アンダー2位グループからスタートした南アフリカのアーニー・エルス。前半1バーディ、1ボギーでスコアを伸ばせなかったエルスだが、後半に4ストローク伸ばし実力を発揮した。2週連続優勝も狙える好位置につけている。
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6位からスタートした丸山茂樹は、アーニー・エルスと同じ組でのラウンド。昨年の全英オープン3日目以来のペアリングとなった。前半は2バーディ、ノーボギーと快調なスタートを切ったが、終盤15、16番で連続ボギーを叩いてしまった。
しかし、最終18番での丸山は、1983年にこのワイアラエCCで行われたハワイアンオープンに、日本人として初めて優勝した青木功がギャラリースタンドから観戦する前で、バーディを奪った。スコアは1つしか伸ばせず9アンダーだが、3日間6位をキープしている。
その他の日本勢では、PGAツアー初挑戦の今野康晴が3アンダー36位で踏ん張り、田中秀道もスタートと同じ1アンダー52位。注目の宮里優作はスコアを3つ落として2オーバー69位、貞方章夫は8ボギーを叩き77位の最下位になってしまった。