欧州選抜が逆転勝利!大会連覇を達成/ライダーカップ
2012年 マックグラッドリークラシック
期間:10/18〜10/21 場所:シーサイドコース(ジョージア州)
待望の今季初勝利なるか J.フューリックがD.ラブIIIと並び首位タイ浮上
◇米国男子◇マックグラッドリークラシック3日目◇シーサイドコース(ジョージア州)◇7,055ヤード(パー70)
今季のフォールシリーズ第3戦は最終日を前にジム・フューリックと大会ホストプロのデービス・ラブIIIがともに「66」と4つスコアを伸ばし、通算13アンダーの首位タイに並んだ。
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9アンダーの2位タイから出たフューリックは12メートルを沈めた序盤の2番から2連続バーディ。その後はさらにバーディを2つ重ね、安定感のあるノーボギーラウンドを披露した。
今季は3月の「トランジションズ選手権」でプレーオフ負けを喫してから、「全米オープン」、「WGCブリヂストンインビテーショナル」で、いずれも逃げ切りに失敗しビッグタイトルを逃してきた。極めつけは9月末の「ライダーカップ」。最終日のシングルマッチプレーでセルヒオ・ガルシア(スペイン)に最終2ホールで逆転負けし、米国選抜の“戦犯”のひとりとなった。それでも「僕はそういう試合の後も、ただそれを傍観するようなことは一度も無かった。よりいっそう練習を重ねてきたんだ」と42歳は立ち止まらない。屈辱にまみれたシーズンを、なんとか2010年以来のツアー優勝で飾りたいところだ。
首位の2人から2打差、通算11アンダーの3位タイにD.J.トラハンとアージュン・アトワル(インド)。ツアー初優勝を狙う新鋭バド・コーリーが10アンダーの5位につけている。
なお、開幕2日間を終えて通算1アンダーの67位タイまで88人の選手が予選ラウンドを通過したが、人数規定により今大会はこの3日目終了時に通算2アンダーの66位タイまでの71人が最終ラウンドに進出(MDF)。今田竜二は3日間通算1アンダーに終わり、最終ラウンドをプレーできなくなった。