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プエルトリコオープン
期間:03/08~03/11  場所: トランプインターナショナルGC(プエルトリコ)

石川遼は2打及ばず惜敗! 単独2位で米ツアー初制覇ならず

2012年 プエルトリコオープン最終日 石川遼
最後の4ホールで3つバーディを奪ってフィニッシュした石川遼。大歓声を受けながら、確固たる戦績を残した【拡大写真】
順位 選手名 通算 合計
1 G.マクニール -16 272
2 石川遼 -14 274
3 B.ウィークリー -13 275
3 H.ステンソン -13 275
5 S.ブラウン -12 276
5 M.ジョーンズ -12 276
7 D.サマーヘイズ -11 277
7 K.スタドラー -11 277
9 B.ジョーブ -10 278
9 B.アダムス -10 278

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◇米国男子◇プエルトリコオープン最終日◇トランプインターナショナルGC(プエルトリコ)◇7,569ヤード(パー72)

石川遼が、米国ツアー初制覇に最も近づいた瞬間だった。首位に3打差の5位タイ、最終組の3組前からスタートすると、2番(パー5)でバーディ先行。5番(パー5)ではティショットを池に打ちこむボギーで前半をイーブンで終えるが、サンデーバックナインに入り猛追が始まる。10番、11番(パー3)と連続バーディを奪うと、12番でボギーを叩くも、15番(パー5)で7mを沈めるバーディで首位に1打差。さらに17番、最終18番(パー5)と連続バーディで締めて「68」をマーク。通算14アンダーの首位タイでホールアウトし、後続組の結果を待った。

一方、単独首位からスタートしながら15番までイーブンと伸び悩み、石川に捕らえられたジョージ・マクニールだったが、終盤に勝負強さを発揮。16番(パー3)、17番と連続バーディを奪い通算15アンダーで再び単独首位に立つと、最終18番もバーディで締める3連続バーディフィニッシュ。通算16アンダーで勝利を飾った。石川は2打及ばずの単独2位に終わり、青木功丸山茂樹今田竜二に次ぐ日本人4人目の米ツアー制覇は惜しくも叶わなかった。

通算13アンダーの3位タイにブー・ウィークリーヘンリック・ステンソン(スウェーデン)。通算12アンダーの5位タイにスコット・ブラウンマット・ジョーンズ(オーストラリア)が続いた。

<敗れた石川遼、第一声は「さすがやね…」>
ツアー初勝利をかけた石川の最終日は、母国への祈りとともにスタートした。東日本大震災から1年の3月11日(日)。白いキャップに喪章をつけ、1番ティで黙とう。心を落ち着かせて勝負のラウンドへ飛び出した。ところが序盤から生命線のドライバーショットに精彩を欠き、前半アウトは「36」と、スコアを伸ばせないままトップとの差は4ストロークに広がった状態で折り返した。

しかしエンジンがかかったのはサンデーバックナイン。10番からの2連続バーディで再浮上すると、7メートルを沈めて力強いガッツポーズを見せた15番以降、4ホールで3バーディを決める猛チャージ。首位タイで並び、アテスト後にはプレーオフに備え、打撃レンジに直行。結局マクニールには及ばず初タイトルはならなかったが「まさかこんなに最後、上位で粘れるとは思わなかった。前半の(悪い)流れで、後半に持ち返せたのは大きい」と、惜敗を笑顔で振り返った。

米国ツアーでの単独2位は、昨年8月の「WGCブリヂストンインビテーショナル」の4位を超える自己最高位。だがもちろん悔しさは残る。2位が決まった瞬間、ため息とともに口をついたのは「さすがやね…」との言葉。「PGAツアーで優勝争いができたのは夢のようだが、次こそは…という気持ち。(優勝者との)差は結構あったかな、と思います。今日考えていたのは(通算)16アンダーというのがひとつの優勝スコアかなと。そこにトライして行った。だからそのスコアに届かなかった時点で仕方ないかな、とも思う」。それでも今大会の成績で、米ツアーの試合出場制限が撤廃されるスペシャル・テンポラリーメンバーに登録ができる権利を手にし、目標である来季のシード権獲得へ前進。そして何よりも、日増しに増えた地元ファンが「RYO!」と大熱狂する姿が石川の目に焼きついている。あと一歩、あと一歩が届かなかったが、間違いなく今大会の主役のひとりとして4日間を戦い終えた。


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