【スーパースロー】注目選手たちの最新スイング
2011年 ノーザントラストオープン
期間:02/17〜02/20 場所:リビエラCC(カリフォルニア州)
A.バデリーが4年ぶりの勝利!池田は62位タイ
カリフォルニア州のリビエラCCで開催されている、米国PGAツアーの第7戦「ノーザントラストオープン」の最終日は、朝から快晴で風も穏やかな1日になった。通算10アンダー単独首位でスタートしたアーロン・バデリー(オーストラリア)が、スコアを2つ伸ばして通算12アンダーで優勝を果たした。2007年の「FBRオープン」以来4年ぶりのツアー3勝目となった。
首位と1打差の通算9アンダー2位タイからスタートしたフレッド・カプルスは、スタートから3連続バーディを奪い単独首位に浮上。地元ファンの大熱狂に包まれたが、6番パー3でボギーを叩くと、続く7番ではダブルボギー。結局通算7アンダーの7位タイ、1992年大会以来19年ぶりの大会制覇はできなかった。
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同じく2位タイからツアー初優勝を狙ったケビン・ナは、序盤からボギー、バーディを繰り返す慌ただしいゴルフに。それでも、後半は粘りのゴルフを見せて17番で4mのバーディパットを決めて通算9アンダーの単独3位となる。
通算10アンダーの単独2位に食い込んだのは、フィジーのビジェイ・シン。中盤の12番、13番で連続ボギーを叩くが、5つのバーディを奪ったビジェイが、2週間前の「フェニックスオープン」での3位を上回る成績を上げ、好調ぶりを披露した。
そして、日本人選手3名が出場した今大会で唯一決勝ラウンドに残った池田勇太。通算5オーバーの71位タイからスタートし、この日はスコアを伸ばした。13番、15番でボギーが先行するものの、16番、17番で連続バーディを奪うと、後半の1番、2番で再び連続バーディ。
4番でボギーを叩き、迎えた最終9番パー4。これまで3ラウンド全てで最終ホールにボギーを叩いてきたが、この日はピン右奥に2オンさせると、下り5mのバーディパットを決めて右手を握り締めるガッツポーズ。スコアを2つ伸ばして通算3オーバーの62位タイで4日間の戦いを終えた。