米国男子ツアー第30戦「ビュイックオープン」が、ミシガン州のワーウィックヒルズ ゴルフ＆カントリークラブで開幕した。8月に行われる「全米プロゴルフ選手権」調整のため強豪勢が揃う中、現在賞金ランキング2位のビジェイ・シンがロケットスタートに成功した。

1997年にこの大会を制したビジェイは、パーオンに失敗したのは2回だけとショットが冴え渡り、1イーグル8バーディ1ボギーのすばらしいゴルフでライバル達との差を広げた。

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また6アンダーの4位タイには、昨年の覇者ジム・フューリックがつけている。フェアウェイキープ率が100％と完璧なティッショットを放ち続けたフューリックは、7バーディ1ボギーのラウンドで好スタートを切っている。

そして、タイガー・ウッズとその親友マーク・オメーラが、仲良く5アンダーの9位タイに並んでいる。タイガーはフェアウェイキープ率が57％と相変わらずティッショットのブレが生じているが、セカンドではパーオン率が89％と華麗なるショットを披露。5バーディノーボギーでこの日を終えた。

そのほか日本勢では、宮瀬博文が2アンダーの49位タイの予選突破に向け順調なスタート。谷原秀人が1オーバーの115位タイと大きく出遅れてしまった。