イリノイ州のTPC at ディアランで行われている、米国男子ツアー第27戦「ジョンディアクラシック」の2日目。悪天候のため試合が中断し、半分以上の選手がホールアウトできぬまま、日没サスペンデッドを迎えた。予定では、現地時間の10日AM7:00から試合が再開される。

昨年の覇者ビジェイ・シンが、確実にスコアを伸ばしてジワリジワリと上位に詰め寄っている。ビジェイは、前半で4つスコアを伸ばして本領発揮となるかに思われたが、後半は出入りの激しいゴルフでスコアを伸ばせず、通算6アンダーの暫定12位タイにつけた。

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一方、首位からスタートしたホセ・コセレスは、前半で2つスコアを伸ばし順調なペース。だが、調子が良くても天候には勝てず、12番を終了した時点で日没サスペンデッド。通算10アンダーで暫定首位をキープした。3日目は残りホールから回らないといけないため、長丁場を強いられることになる。

また、1打差の2位につけていたV.テーラーは、前半のインコースでダブルボギーを叩くなどミスが目立ったが、後半で2つスコアを伸ばして2日目を終了。首位をピッタリマークした。

そのほか日本勢は、田中秀道が前半のインコースのみを終えて4つ伸ばし、通算3アンダーで105位タイから暫定39位タイに急浮上。残り6ホール残して通算1アンダー暫定73位の丸山茂樹と、10ホール残している通算2アンダー暫定55位の宮瀬博文は、現在予選カットラインぎりぎりのところにつけている。そしてこの大会スポット参戦の藤田寛之は、6番までを消化して、通算3オーバーの暫定120位タイと厳しい状況に置かれている。