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佐渡充高が簡単解説!初めてのPGAツアー【第四十四回】

■ 「ジョンディアクラシック」の歴史

1972年「クオッドシティーオープン」として開始。今年で40年目を迎える。最初の優勝者は前コミッショナーのディーン・ビーマン。1975年からマクマホンが冠スポンサーになったが1980年からは再び無冠に。1982年からミラーハイライフ、1985年はライト社、1986年からハーディーズ、1995年から再び無冠となり、1999年から地元農機具メーカーのジョンディアが冠となり現在に至っている。1996年はタイガー・ウッズが最終日を首位で迎えながら逆転された最初の試合。1999年大会では、PGAツアー史上初めてキャディがショートパンツ着用を認められた。

■ R.モルトビーの初優勝で起きた珍事とは!?

1975年、当時ルーキーだった25歳のロジャー・モルトビーが出場した(現在、彼はCBS Broadcasting Inc.<CBS>のオンコースコメンテーターをしている)。彼は大変お酒が好きで、ハッピーな男なのだが、この試合が彼にとっての初優勝だった。今大会会場となるTPCディアランは、アイオワ州とイリノイ州の州境近郊にあり、4つの市街地に囲まれていることからクオッドシティと呼ばれていた。また、この地域は大穀倉地帯(コーンベルト=トウモロコシ畑)で農業、養豚が盛んな場所である。余談だが、ここでは“ポークチョップバーガー”(豚肉の切り身を挟んで食べる)が有名だ。この地域には海がないのだが、モルトビーが優勝した時には、唯一市内にあるシーフードレストランに多くの人を招き、飲めや歌えやのドンチャン騒ぎをしたというのだ。その翌朝、自分のベッドで目覚めてみると、ポケットに入れておいたはずの優勝のチェック(小切手)がなくなっていることに気づいた。大会運営に連絡し再度発行の手続きを取るのだが、翌日になり、そのシーフードレストランから発見されることとなる。その時の賞金チェックは額に入れられ、そのシーフードレストランに今現在も飾られている。

また、米国男子メジャー第3戦「全英オープン」の前週開催の大会なので、最後のメジャー出場権を獲得できる試合でもあり、休場する選手も増えるということもあってフィールドはそれほど強くない。このチャンスに、今大会で初優勝者を飾った選手はこれまで18人にものぼる。また今年はスティーブ・ストリッカーが優勝すれば、大会4連覇の大きな記録樹立がかかる注目の大会だ。コースは林間コースで、14番のパー4は1オンが可能、17番(パー5)は2オンが可能でイーグルも出る。逆に18番はグリーン左にウォーターハザードがあって難度が上がり、最後の最後で逆転の可能性も秘めているならびも注目すべきポイントだ。

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佐渡充高(さどみつたか)
ゴルフジャーナリスト。1957年生まれ。上智大学卒。大学時代はゴルフ部に所属しキャプテンを務める。3、4年生の時に太平洋クラブマスターズで当時4年連続賞金王に輝いたトム・ワトソンのキャディーを務める。東京中日スポーツ新聞社を経て85年に渡米、ニューヨークを拠点に世界のゴルフを取材。米国ゴルフ記者協会会員、ゴルフマガジン「世界トップ100コース」選考委員会国際評議委員。元世界ゴルフ殿堂選考委員。91年からNHK米ゴルフツアー放送ゴルフ解説者。現在は日本を拠点に世界のゴルフを取材、講演などに飛び回る。

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