フロリダ州パームビーチガーデンズにあるCC at ミラソルで行われている、米国男子ツアー第10戦「ザ・ホンダクラシック」の最終日。日本ツアー育ちのトッド・ハミルトンが4打差のリードで最終日を迎えたが、ボギーが先行する苦しい展開となった。

そんな中、6打差の5位からスタートしたデービス・ラブIIIがハミルトンをじわりじわりと追い詰める。前半で2ストローク伸ばすと、17番でバーディを奪い通算11アンダーでフィニッシュ。最終組のハミルトンを待つことに。

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一方、ハミルトンは13番までで4つスコアを落として10アンダーとラブに首位を奪われてしまう。しかし17番で2.5メートルのバーディパットをようやくねじ込み、ラブと並び再び首位に返り咲いた。そして迎えた最終18番、ハミルトンは2打目をピンハイ50センチにつけるスーパーショット。38歳のルーキー、ハミルトンがPGAツアー初優勝を飾った。

この結果ラブは単独2位、また最終日単独2位でスタートしたフレデリック・ヤコブセンは、スコアを伸ばせず出入りの激しい展開で、この日1オーバー。通算9アンダーの4位でフィニッシュした。

そのほか日本の田中秀道は、この日2バーディ3ボギー2ダブルボギーと大乱調。スコアを5つ落とし、通算イーブンパーの41位で競技を終えている。