“ぐにゅっ”感覚の新ドライバーで難関・茨城GCを攻略 メジャー初V河本結の14本
◇国内女子メジャー◇ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 最終日(10日)◇茨城ゴルフ倶楽部 西コース(茨城)◇6718yd(パー72)◇晴れ(観衆7828人)
“黄金世代”のひとり、河本結が初の国内メジャータイトルでツアー5勝目を飾った。多くの選手が小さく硬く仕上がったグリーンに加えて強風にも苦しめられた4日間。難セッティング攻略を支えたのが、今季投入したキャロウェイの新ドライバー「QUANTUM ◆◆◆MAX」だった。
「球が“ぐにゅ”って一回つぶれる感覚。しっかりたわんで押せる感覚がある。球離れがそんなに早くないのに、すごく初速が出て飛んでくれる」と信頼を寄せる。その安心感が数字にも表れた。「フェアウェイキープ率がめちゃめちゃ良かったので、スコアがまとまった」。瞬間最大14.9m/sの強風が吹いた3日目にはフィールド平均65.6%を上回るフェアウェイキープ率71.4%(10/14)を記録した。最終日も平均70.3%に対して78.6%(11/14)と高い精度を維持。荒れたコンディションに対し、ティショットで大きく崩れなかったことがメジャー制覇につながった。
かねて愛用するキャロウェイのウェッジ「OPUS」も存在感を発揮した。グリーン周りでは52度を使う場面が多く、「風が強いので高さを出すとキャリーが読めないのと、スピンがほどけちゃってランも読めないのでとにかく転がす(意識)だった」と話す。
58度でチップインイーグルを決めた最終日5番(パー5)も、やはり「どちらかというと転がしを意識していた」。グリーンの左サイドから11ydのチッピングは少し低めに出して手前でワンクッションを入れ、計算通りにカップへ流し込んだ。
一気に首位浮上📈
— 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA) (@JLPGA_official) 2026年5月10日
河本結が5番ホールで会心のチップインイーグル🦅💫
ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 🏆|Round4 pic.twitter.com/0vpwBDmR5m
リカバリー率は2024年70.8042%、25年70.2847%と過去2シーズン連続でツアー2位につける。たしかな状況判断に基づくショートゲーム力がメジャーの難条件でいっそう際立った。風を読み、フェアウェイを外さず、必要以上に球を上げない。難コース攻略の裏には感性とそれを支えたギアへの確かな信頼があった。
<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:キャロウェイ QUANTUM ◆◆◆MAX(9度)
シャフト:藤倉コンポジット SPEEDER NXゴールド(長さ45.5インチ、重さ50g台、硬さS)
グリップ:パルマックス
フェアウェイウッド:QUANTUM MAX(3番HL16.5度)
シャフト:藤倉コンポジット SPEEDER NXゴールド(50g台、S)
ユーティリティ:キャロウェイ XR OS(3番19度、4番22度)
シャフト:藤倉コンポジット MCH(70g台、S)
アイアン:キャロウェイ APEX PRO<2021年>(5、6番)、APEX TCB(7番~PW)
シャフト:日本シャフト NSプロ 850GH(S)
ウェッジ:キャロウェイ OPUS(48、52、58度)
シャフト:日本シャフト NSプロ 950GH NEO(S=48、52度)、NSプロ モーダスプロトタイプ(S=58度)
パター:オデッセイ WHITE HOT OG ROSSIE S
ボール:キャロウェイ クロムツアープロトタイプ