「どちらかというと…好きかも」 雨の重いグリーンを攻略した安田祐香の優勝ギア
◇国内女子◇富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 最終日(13日)◇石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県)◇6585yd(パー72)◇雨(観衆2623人)
安田祐香が河本結、中村心とのプレーオフを制してツアー2勝目をあげた。初優勝を飾った昨年9月「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」と同様に雨のラウンドを冷静にプレーした。
勝負を決めた河本とのプレーオフ4ホール目は2.5mから2パットのパー。「雨は好きではないですが、どちらかというと…好きかもしれません」と笑顔で振り返った。
オデッセイ トリプル・トラック TEN パター プロトタイプで重いグリーンも攻略。パットがショートするシーンが相次ぐ中、安田はきっちりとタッチを合わせた。大会を通じた平均パット数は27.33(全体2位)と安定した。
パター以外は契約先のダンロップを中心にそろえた。「耐えるゴルフをしようと思っていた。目標をやり遂げられた」と胸を張った。
<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:スリクソン ZX5 Mk II(10.5度)
シャフト:UST マミヤ ATTAS KING(重さ50g台、硬さS、長さ45.5インチ)
グリップ:STM
フェアウェイウッド:ダンロップ スリクソン ZX Mk II(3番15度、5番18度)
ユーティリティ:ダンロップ スリクソン ZX Mk II ハイブリッド(4番22度、5番25度)
アイアン:ダンロップ スリクソン ZXi5(6番~PW)
ウェッジ:クリーブランド RTZ(48度、52度、58度)