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マキロイと同型パターで課題を克服 岩井明愛の優勝ギア

◇国内女子◇KKT杯バンテリンレディスオープン 最終日(16日)◇熊本空港CC(熊本県)◇6623yd(パー72)

1打差を追って最終日をスタートした岩井明愛が「72」でプレーし、通算7アンダーとしてツアー初優勝を飾った。緊張感が増す最終組の中で冷静に状況を把握しながらショットをコントロールし、後続を1打差で振り切った。

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クラブは用具契約を結ぶヨネックス製が中心。ユーティリティは入れずにウッド系は3本で構成し、“飛び系アイアン”の「EZONE FS」を入れて飛距離の調整をしている。

「今週は結構よかった」と話す得意のアプローチも初優勝の支えに。最終18番(パー5)ではグリーン右に外したラフからバンカー越えの3打目を58度でフワリと上げ、ピンまで2.5mに寄せて確実にパーセーブ。「イメージ通りの球が打ててよかったです」と振り返った。

課題としていたパッティングも光り、3日間の平均パット数は全体4位の「27.67」をマークした。ブレード型を使用していたパターは、昨年9月「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」からテーラーメイドのネオマレット型「スパイダー X カッパーホワイト スモールスラント」を投入。同社のパター担当者によると、「『ロリー・マキロイと同じパターを使ってみたい』と言われ、販売は終わっていたが会社にたまたま1本余っていた」という色違いのモデルを手渡した。

マキロイは2021年の「東京五輪」でブレード型のスコッティキャメロン製パターを使っていたが、8月「BMW選手権」でテーラーメイド「スパイダーX ハイドロブラスト」に戻すと、10月「ザ・CJカップ」を制覇。パットのスコア貢献率を示すストローク・ゲインド・パッティングは、大会を通じて全体1位の数値で勝利を手繰り寄せた。

パットについて「最近は(カップを)オーバーすることができていて、あまり不安はない」と振り返る。今季のパーオンホールにおける平均パット数は全体9位(1.7626)を記録しており、昨季の51位(1.8251)から大きく改善。初タイトルに大きく貢献する一本となった。

<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:EZONE GT 450 ドライバー(9度)
シャフト:REXIS KAIZA-M(重さ50g台、硬さS、45.75インチ)
フェアウェイウッド:EZONE GT(3番Dタイプ14.5度、5番18度)
アイアン:EZONE FS(6番)、EZONE CB511 フォージド(5番~PW)
ウェッジ:EZONE W501(50度、54度、58度)
パター:スパイダー X カッパーホワイト スモールスラント
ボール:スリクソン Z-STAR XV

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