韓国ツアーを席巻する20歳“スーパールーキー” 同組・畑岡奈紗も「将来的に米国に来る」
◇米国女子◇BMW女子選手権 2日目(23日)◇パインビーチGL(韓国)◇6784yd(パー72)
韓国で開催される米女子ツアーの秋季アジアシリーズ2戦目には、韓国女子ツアー(KLPGA)をメインに戦う選手が5年ぶりに参戦している。フィールド入りした15人のうち、世界ランキング最上位の15位につけるのがキム・ミンソル。KLPGAで今季3勝(通算5勝)をマークして賞金ランク1位に立つなど、“スーパールーキー”と称される20歳だ。
2日目に同組で回った畑岡奈紗は、アマチュア時代から名前を聞いたことがあったという。実際にプレーしてみて、178cmの長身から繰り出す飛距離はもちろん、若くして安定したプレーが印象に残った。「絶対(もっと)強くなってくる選手だなって感じました」。KLPGAのスタッツでもドライビングディスタンス(258.7247yd)、平均ストローク(70.7895)はいずれも2位につけ、単なる飛ばし屋ではない。
畑岡が「ミンソルくらいの飛距離があったら、米国でもやっていけると思いますし、将来的に米国に来るんじゃないかな」と話したように、近いうちに最高峰の舞台で日常的に競い合う存在になりそう。本人も開幕前の記者会見では「優勝することができたら(出場資格を得たら)、そのままLPGA(米ツアー)に参戦するつもりです」と意欲を示している。「66」で通算8アンダー9位に浮上し、首位ユ・ヘラン(韓国)とは5打差。チャンスのある位置で週末を迎える。
「負けないように頑張りたい」と言った畑岡も、前年2位に入ったコースで優勝戦線に食らいつきたい。大きく打ち下ろす前半3番(パー3)で池につかまってダブルボギー。UTで2オンに成功した6番(パー5)でイーグルを奪って帳消しにしたが、後半15番(パー3)でもバンカーから1打で脱出できず、この日2つ目のダブルボギーを喫した。
風も比較的穏やかだったコンディションでの「69」に満足するわけにはいかない。「いいショットとミスとの差がいつもより大きかったかもしれない。でも、いいショットも出ているので。まだまだいけるんじゃないかと思っています」。5アンダー23位から残り36ホールでの爆発を誓った。(韓国・ヘナム郡/亀山泰宏)