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飛距離は5年で220yd→244ydに 理論派セキ・ユウティンの優勝ギア

◇国内女子◇ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント 最終日(4日)◇ゴルフ5カントリー オークビレッヂ(千葉県)◇6465yd(パー72)

最終日に「66」でプレーしたセキ・ユウティン(中国)が、通算12アンダーで並んだ吉田優利とのプレーオフを制してツアー初勝利を飾った。優勝の一番の要因は「メンタルです」と最後は重圧かかるプレッシャーとの戦いに打ち勝った。クラブセッティングからは、来日後の成長と変化を見て取れる。

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今大会で使用した1Wのシャフトは東京都千代田区に本社を置くトライファスの「バシレウス ゼットツー」。2018年6月の発売で、初代モデルを7年かけて改良したものとなる。

日本ツアーに出始めた2017年、平均飛距離は「220.01yd」だった。飛ばないことへの悔しさで涙を流すこともあり、トレーニングと練習を積み重ねた。今季は17試合に出場し、「244.54yd」まで伸ばした。6番と13番で計測された今大会では「261.5yd」を記録した。

契約するピンのクラブ担当者によると、シャフトは当初は「45.25インチ」の長さの物を装着していたが、最近は「ギリギリまで長いのを」という要望で「45.75インチ」を使用している。

1W以外にもフェアウェイウッド、ハイブリッド、パターにトライファスのシャフトを付けている。パターは「パターンはあるけど販売しておらず、もうセキ選手オリジナルのようなもの」(トライファス担当者)と、8月「北海道meijiカップ」で差し替えたこだわりの一本だ。ヘッドは今年4月に発売されたピンの「PLD ミルド アンサー」で、6月「宮里藍サントリーレディスオープン」から投入している。

選手によってはクラブを振ったときの感性を重視してギアを選ぶ場合もあるが、トライファスの担当者は「セキ選手は非常に真面目で、勉強熱心。どういうシャフトなのか、カタログにも載っていないようなスペックの詳細を聞いたりと探求心がすごい。理論的な部分もすごく考えている」と評した。

<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:ピン G425 MAX(9度)
シャフト:トライファス バシレウス ゼットツー(硬さX、45.75インチ)
フェアウェイウッド:ピン G425 MAX(3番14.5度、5番20.5度)
ユーティリティ:ピン G425 ハイブリッド(4番22度)
アイアン:ピン i59(5番~9番、W)
ウェッジ:ピン GLIDE FORGED PRO(50度、54度、58度)
パター:ピン PLD ミルド アンサー
ボール:タイトリスト プロ V1

ピン
ブレない革新。さらなる勝利へ。
発売日:2020/09/18 参考価格: 77,000円

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2022年 ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント



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