1Wシャフトとパターは投入初戦 生源寺龍憲が「スイッチして良かった」優勝ギア
◇国内男子◇ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品 最終日(28日)◇西那須野CC(栃木)◇6956yd(パー71)◇晴れ(観衆2026人)
生源寺龍憲のキャディバッグは学生ゴルファーが愛用するようなセルフスタンドバッグだ。3日開幕のアジアンツアー「インターナショナルシリーズ モロッコ」(ロイヤルゴルフ・ダルエスサラーム)に向けて、今季2勝目を挙げた直後に日本を発ったように、海外転戦を繰り返していると、プロ仕様の大きなツアーモデルはフライト時に荷物代がかさむこともある。
待望のツアー初勝利となった4月の開幕戦「東建ホームメイトカップ」から2カ月半、キャディバッグの中身は2勝目の直前にわずかに変化があった。
1Wのシャフトをグラファイトデザイン ツアーADシリーズの新作と思われる「FI」にスイッチ。「(BMW日本)ツアー選手権のときに受け取りました。だいたい(試打の)一発目で判断するんですけど、フィーリングが良くて、前に使っていたシャフトより(ショットの)曲がりの幅が少なく、直進性が強い」と好印象を持って打ち込みを繰り返し、今大会での実戦初投入が見事にハマった。
勝負所でチャンスを逃さなかったパターも今週、スイッチした。オデッセイの「ホワイトホット OG パター #7 CH」を「ホワイトホット VERSA SEVEN」へ。「ヘッドのカタチ自体は一緒なんですけど、シャフトのネックもクランクホーゼルからダブルベントにしました」と明かした。
西那須野CCのグリーンは芝目が強く、ライン読みにもストロークにも、慎重さと思い切りが求められる。「古いものと比べたら、今週使った方のパターの方がボールの転がりが良く、ヨレにくくて。スイッチして良い結果になった」と選択に胸を張った。
<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:キャロウェイ パラダイム Ai スモーク MAX D(9度)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD FI(重さ60g台、硬さX)
グリップ:エリートグリップ ツアースティングレー
フェアウェイウッド:テーラーメイド Qi35(3番 15度)
シャフト:藤倉コンポジット 24 VENTUS BLACK(重さ70g台、硬さX)
ユーティリティ:APEX UW<2022年>(19度)、ダンロップ スリクソン ZX MkII ユーティリティアイアン(4番23度)
シャフト:19度/24 VENTUS BLACK(重さ80g台、硬さX)、23度/NSプロ モーダス3 ハイブリッド グラファイト オン スチール テクノロジー(プロトタイプ、硬さX)
アイアン:藤本技工 101CB フォージド(5~7番)、藤本技工 101MB フォージド(8番~PW)
シャフト:NSプロ モーダス3 システム3 ツアー125(硬さX)
ウェッジ:藤本技工 101 TW ウェッジ(50、54、58度)
シャフト:日本シャフト NSプロ モーダス3 WEDGE
パター:オデッセイ ホワイトホット VERSA SEVEN