佐伯三貴、コースレコード「65」で3位に急浮上
冬芝対策・アプローチザックリを防ぐ方法
「週刊ゴルフダイジェスト」(2013年1月1日号)より
芝が薄いからアプローチはザックリしやすいし、グリーンは高速になってミスが出やすい……。冬のグリーン周りとグリーンはちょっと厄介……なんて思っているゴルファーも多いはず。そんなゴルファーのみなさんに、冬の薄い芝でもザックリしないアプローチのコツ、いくつかある中からひとつを紹介しましょう。
一番大切なのは、球を上げようとしないということです。冬場は芝が薄いため、ボールと地面の間にヘッドを入れにくくなります。このようなときに球を上げようとすれば、ザックリだけでなく、トップのミスも出やすいので注意してください。
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使用するクラブも、ロフトが大きくバウンスの強いSWはミスが出やすくなります。SWはライがいいときだけに使うようにして、基本的にはAW、PW、9I(状況によっては8Iやパターも有効)を使い、なるべく転がして攻めることを考えたほうがよいでしょう。
技術的にいえば、薄い芝からのザックリを防ぐためには、フェースをターンさせながら、ボールをとらえるのがコツ。フェースがターンする勢いでヘッドの抜けがよくなるので、少しぐらい手前をダフっても、ザックリのミスになりにくいのです。
そのためにアドレスから、フェースを少し開いて構えます。グリップしてからフェースを開くのではなく、フェースを開いた状態を作ってからグリップすること。アドレスで開いたフェースをダウンからスクェアに戻して打つ。すると、自然にフェースがターンする動きになる。トウ側を左に回しながら当てるイメージをもちましょう。
●解説/坂詰和久(さかづめかずひさ)
プロコーチとして、福嶋晃子や佐伯三貴などを指導。八王子のHMBゴルフアカデミーでレッスン活動を展開中。
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