納得の新ドライバーと実験中のPW L字マレットが復活!石川遼の最新セッティング
◇米国男子下部◇クラブカー選手権 事前情報(24日)◇ランディングゴルフ&アスレチッククラブ (ジョージア州)◇7185yd(パー72)
昨年末の米ツアーの最終予選会を34位タイで終えた石川遼は今季、下部コーンフェリーツアーを主戦場にした。1月の開幕からバハマ、南米へと飛び、26日(木)開幕の大会で初めて米本土でプレーする。一時帰国中にクラブセッティングをアップデート。最新クラブにアレンジを加えるとともに、お馴染みのL字マレットパターも引っ張り出してきた。
1Wはキャロウェイの新シリーズ「QUANTUM ◆◆◆ 」をシーズンはじめから投入し、短い期間で好感触が向上している様子だ。「自分の打ちたい球は少しだけ曲がるドロー。今回のドライバーは今までで最もドローの幅が小さく、ほとんど真っすぐに近い感じになる」と理想に近い弾道を描けているという。
「最近のドライバーは大きく曲げて打つのが難しくなってきていて、ドローを求めるがゆえにセッティング全体が“捕まる”流れにもなっていた。そうすると今度は左へのミスをちょっと気にしすぎてしまうのも自分の課題にあった。今は自分のプレースタイルにも合ってきていて、他のクラブとのバランスもいい」。3Wは引き続き前作「パラダイム Ai スモーク MAX」を使用。こちらは大きなドローが必要な時に有効なようだ。
アイアンは5番だけ未発売モデルのマッスルバックモデルをチョイス。ネック部分に「APEX MB FORGED」の刻印がある。6番以下はかつての相棒「APEX MB ツアー」を9番まで入れている。
単品ウェッジ「Xフォージド」のロフト48度のモデルをPWとしてキャディバッグに入れている。「46度を48度に開いているんです。ちょっとハイバウンスになるように。今、試しているところ」。やわらかい洋芝で、ボールがわずかに沈むフェアウェイからのショットが、思うように飛距離が出ないケースがあり、対策に乗り出したという。「日本だとフェニックスCCのフェアウェイが僕にとっては“鬼門”で。やわらかい沈みやすい芝が、これからアメリカも多くあると思う。どういうソール形状がいいのかを模索している」と実戦テストを重ねるつもりだ。
そして、パターは長年連れ添ったオデッセイ「プロトタイプ PT 09 ix」を14本に復活させた。「ここ最近はやさしめのパターに替えてやってきました。ただ、パッティングが良くなってきた中で、自分ではそう感じていないのに、ミスパットになることが10球のうち、1、2球あったんです。練習でも『良い感じ』と思った感触のパットがプッシュしたり、プルしたりというのが散見されるようになって。『え?今のなんだ?』みたいな。そこが気になっていた」と結果と感覚との不一致があったことを明かした。
根本の問題を把握すべく、今回の遠征に持参したのがかつての相棒だ。「もともと使っていたパターが一番、打った瞬間にどういうミスかが分かりやすかったんですよね。まっすぐ行ったか、1ミリ右か、1ミリ左かって」。シーズンはまもなく中盤戦。グリーン上では原点に立ち返ってリスタートする。
<石川遼のクラブセッティング>
ドライバー:キャロウェイ QUANTUM ◆◆◆(9度)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD GC(重さ60g台、硬さS)
フェアウェイウッド:パラダイム Ai スモーク MAX(3番15度を14度に調整)
シャフト:ツアーAD GC(70g台、X)
ユーティリティ:APEX UW<2022年>(3番19度)、APEX UW<2025年>(4番23度)
シャフト:ツアーAD UB(3番:80g台、X/4番:90g台、X)
アイアン:APEX MBフォージド(5番)、APEX MB ツアー(6~9番)
シャフト:日本シャフト モーダス システム3+ プロトタイプ(S)
ウェッジ:Xフォージド(48、60度)、OPUS SP(52、56度)
シャフト:日本シャフト モーダス システム3+ プロトタイプ(S)
パター:オデッセイ プロトタイプ PT 09 ix
ボール:タイトリスト プロV1x