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ショートゲームの名手 L.ドナルドのパター

世界中のトッププロの中でも、ショットメーカー、ショートゲーム巧者として、ルーク・ドナルド(イングランド)の名前を挙げる人は多いはずだ。2012年の米国ツアーにおけるドライビングディスタンスは280.1ヤードで全体169位。しかしながら、11年には欧州&米国で史上初のダブル賞金王に輝くなど、世界最高峰のプレーは健在だ。

中でもパッティングには定評がある。「スコアに対するパットの貢献度」を示すStrokes Gained Puttingというデータでは昨年3位。11年には449ホールにわたって3パットが無いという、驚異的な記録も樹立した。

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ドナルドは6年間、エースパターを替えていない。ネオマレット型のヘッドのソールには、オデッセイの「ホワイトホットXG #7H」の刻印がある。オデッセイのスタッフによると、このヘッドは現在数ある「♯7」の形状よりもやや大きいもの。今では中尺、長尺シャフトと組み合わせるケースが多いそうだ。

パット選びについての名手の回答は単純明快なもの。「ストレートにボールを打ち出しやすい」ことに尽きるという。昨年、圧倒的な力を見せつけた国内ツアー「ダンロップフェニックス」では「ヘッドが大きいということはそれだけフェース面が広いので、よりストレートになっているかを把握しやすいでしょ。だから良いのかもね」とコメント。シンプルな考え方で世界中の様々なグリーンを攻略している。

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