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欧州男子ポルトガルマスターズの最新ゴルフニュースをお届け

2022年 ポルトガルマスターズ
期間:10/27〜10/30 場所:ドムペドロ ビクトリアGC (ポルトガル)

「いま僕はココにいます」Vol.154 ポルトガル編

人は彼のことを“旅人ゴルファー”と呼ぶ。川村昌弘・29歳。2012年のプロデビューから活躍の場は日本だけでなく、ユーラシア大陸全土、そのまた海の向こうにも及ぶ。幼い頃から海外を旅することこそが夢で、キャリアで巡った国と地域の数は実に70に到達。キャディバッグとバックパックで世界を飛び回る渡り鳥の経路を追っていこう。

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プロゴルファーの川村昌弘です。
いま僕はヴィラモウラにいます。

今週は欧州ツアー(D Pワールドツアー)の「ポルトガルマスターズ」に出場します。スペインのマヨルカ島からセビリアに飛行機で入り、ツアーのチャーターバスで国境を越えてきました。

2022年シーズンは残すところ3試合で、今週はフルフィールドの最後の試合になります。南アフリカでの「ネッドバンクチャレンジ」に出場できるのはレーストゥドバイ(年間ポイントレース)の上位64人だけ。進出するためには今週、好成績が必要です。

ポルトガルはスペイン同様、ごはんもおいしくて快適です。コース内のホテルに宿泊するため、街に繰り出すことはできませんが、リゾート地で試合に集中できる環境が整っています。前回大会は最終日に最終組を回りました。5位に終わった結果は残念。ただ、優勝したジョージ・クッツェー(南アフリカ)と良いゲームをできた記憶が残っています。

今年はいろいろトラブルに巻き込まれた一年で、南アフリカで強盗に遭ったりロストバゲージでクラブを紛失したりとなかなかハードでした。ゴルフができることへの、ありがたみも感じた年でもあります。

実は今シーズンは残り少ないのですが、欧州ツアーは年度内、冬場に新シーズンが開幕するので、「これが最後…」という気持ちではありません。まだまだ気は抜けないのが海外ツアー。まずは南アフリカに飛べるように今週の4日間を戦います。

旅人ゴルファー

Profile

川村昌弘
川村昌弘Masahiro Kawamura
1993年6月25日・三重県生まれ。5歳の時に父と一緒にゴルフを始め、小学生時代には全国大会の常連選手に。ジョーダン・スピースやジャスティン・トーマスらと出場したフランスでのジュニア大会をきっかけに将来の海外転戦を夢見る。高校卒業後にプロ転向し、2013年に20歳で出場した日本&アジアン共同主管大会「アジアパシフィックパナソニックオープン」でツアー初優勝を飾り、海外進出の足がかりを得た。
川村昌弘選手の略歴・戦績はプロフィールページで

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