マークセンがシニア通算24勝目 藤田寛之は9位
◇国内男子シニア◇ノジマチャンピオンカップ箱根 シニアプロゴルフトーナメント 最終日(18日)◇箱根カントリー倶楽部(神奈川)◇7060yd(パー71)◇曇り(観衆630人)
3人が並ぶ首位から出たプラヤド・マークセン(タイ)が6バーディ、3ボギーの「68」でプレーし、混戦を抜け出す通算7アンダーで今季初優勝を飾った。昨年10月「福岡シニアオープン」以来となるツアー通算24勝目となり、自身が保持するシニア最多勝利数の記録をまたひとつ更新した。
通算5アンダーの2位に、同じく首位から最終組で優勝を争ったタワン・ウィラチャン(タイ)。同郷のマークセンに2打届かず、2021年「すまいーだカップ」以来のタイトルを逃した。
通算4アンダーの3位に今季からシニア入りした50歳の谷昭範。通算3アンダーの4位に同じくシニアルーキーの岩本高志が続いた。
2023、24年賞金王の宮本勝昌は、23位から「68」と伸ばして通算2アンダー5位。今季は米国シニアツアー(チャンピオンズツアー)を主戦場にする藤田寛之は6位から「72」とスコアを落とし、通算1アンダーの9位で2日間大会を終えた。
大会連覇がかかっていた兼本貴司は通算イーブンパー16位。3月末の今季開幕戦を制した片山晋呉は通算1オーバー20位だった。
<上位の成績>
優勝/-7/プラヤド・マークセン
2/-5/タワン・ウィラチャン
3/-4/谷昭範
4/-3/岩本高志
5T/-2/宮本勝昌、I.J.ジャン、横田真一、サマヌーン・スリロット
9T/-1/藤田寛之、チェ・ホソン、白潟英純、飯田耕正、杉山佐智雄、斎藤光博、佐藤えいち