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「カップが大きく見える」独走首位のリードが新記録に挑む

カリフォルニア州ラ・キンタで行われている「ヒュマナチャレンジ クリントンファウンデーション」の3日目、初日のPGAウェスト(パーマーコース)、2日目のラ・キンタCCに続いて、PGAウェスト(ニクラスコース)でも「63」をマークしたパトリック・リードが、通算27アンダーとして2位に7打の大差をつけた。

54ホールでの27アンダーは、ツアー最多アンダーパーの新記録(以前は25アンダーで過去4人が記録、直近は2010年ジョンディアクラシックのスティーブ・ストリッカー)。初日から3日間「63」以下で回った選手も、猛者ぞろいの米ツアー史上で例がない。

3日間合計25バーディは出場選手中最多で、09年の「ボブホープ・クライスラークラシック」(今大会の前身)でストリッカーがマークした72ホールでのツアー記録「34バーディ」まであと9つに迫っている。

今週、なにより好調なのはパッティングだ。3日間のパット数は、「25」「26」「24」の計75パットで、「まるで瞑想状態のようだ」という。「カップはミスしようがないほどに大きく見える。自分が見ているラインを信じて、タッチに集中するんだ。そうすると、パットのたびに段々カップが大きく見えてくる」。

ビッグスコアが求められる大会も、性格にはあっている。「もともとアグレッシブなプレースタイル」というリードが鍛えられたのは、18ホールの一発勝負でその週のツアー本戦出場を賭けるマンデートーナメント(月曜日の予選会)。12年には12回も出場した。「8アンダーや9アンダーを出さなくてはいけない」と、なによりもバーディが求められる厳しいトライアルで、リードはそのうち半分の6回で本戦出場を決めていた。

明日の決勝ラウンドで、更新が期待される記録は、
・72ホールでの最多アンダーパー
(33アンダー 09年ボブ・ホープ・クラシック スティーブ・ストリッカー
・72ホールでの最少ストローク
(254ストローク 03年バレロ・テキサスオープン トミー・アーマー3世)
・最多差優勝
(16打差 過去4人:直近は48年シカゴビクトリーナショナル選手権のボビー・ロック)
など。

一方で、これだけは更新したくないというのは、
・残り18ホールで優勝できなかった最多差リード
(6打差 過去6人:直近は12年ウェイストマネジメント フェニックスオープンのスペンサー・レビン
だろう。

「明日も月曜日の予選会のつもりでプレーするよ」というリードの残り18ホールに注目だ。(カリフォルニア州ラ・キンタ/今岡涼太)

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