ニュース

米国男子ケイデンス ヒューストンオープンの最新ゴルフニュースをお届け

2022年 ケイデンス ヒューストンオープン
期間:11/10〜11/13 場所:メモリアルパークGC(テキサス州)

イングランドの“飛ばし屋”がスリップ防止のためスパイクに施した独自の工夫

PGAツアー選手であるカルム・タレン(イングランド)の初速と飛距離は、ほとんどのゴルファーにとって憧れの対象でしかない。2021-22年シーズンのPGAツアーにおいて、タレンはドライビングディスタンスの平均で312.4ydを飛ばして15位にランクインした。また、ドライバーショットの平均ヘッドスピードは時速121.56マイル(54.34m/s)で、こちらのランキングは12位だった。

ここまでの速度になると、わずかばかり安定性が欠如しても、バランスやボールの弾道にマイナスの効果を及ぼしてしまう。

<< 下に続く >>

GolfWRXは2022年の「ケイデンスバンク ヒューストンオープン」でタレンと情報交換をした際、彼が右足のスリップを防止するために独自の工夫を施していることを知った。

大抵のゴルファーは、メタルスパイクであれ、ソフトスパイクであれ、使用するゴルフシューズのソール全体に同じ形状のスパイクを装着しているものだが、タレンが着用するフットジョイ プレミアシリーズ ターロウシューズには、その両方が混在している。

「右の靴には、前方5カ所(の鋲穴)にメタルスパイクを装着し、それ以外は全てソフトスパイクを装着しているんだ」とタレンは述べた。「これはただ、この靴が初めて出てきて使い始めたとき、右足が少し滑っていたから、というだけのことなんだ。それで、TPI(タイトリスト・パフォーマンス・インスティチュート)にグレッグ・ローズ博士を訪ねたところ、博士に僕のようなヘッドスピードの人間はメタルスパイクを履くべきだと言われたんだ」

「博士は僕に、前方5カ所にメタル(鋲)を試してみるよう言ったんだ」とタレンは続けた。「それからというもの、滑ることが一切なくなったんだ。接地圧と地面反力により、明らかにボールをとらえる間の安定感が向上したね」

タレンは黒いゴルフシューズを好んで履いているのだが、ギア通の世界では、彼がタイトリストによるカスタムブラックのアイアンとウェッジを使用していることで知られるため、これは至極当然の帰結といえよう。

GolfWRX.comの調べによると、タレンはいずれもブラックPVD仕上げのタイトリスト T100(3番)、タイトリスト 620 CB(4番)、そしてタイトリスト 620 MB(5~9番)で構成されるコンビネーションセットと、タイトリスト SM9 ジェットブラックウェッジ(46、52、56、60度)を使用している。

(協力/GolfWRX、PGATOUR.com)

情報提供:PGA TOUR

関連リンク

2022年 ケイデンス ヒューストンオープン



あなたにおすすめ

特集

宮本卓×GDO 旅する写心
ゴルフフォトグラファー宮本卓×GDOのスペシャルコラボコンテンツ。国内外のゴルフ写真を随時更新中!!
やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!

新着記事


ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!