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苦い体験から気分転換 前年優勝のシンプソン

By Sean Martin, PGATOUR.COM

しばしゴルフから離れ、慣れ親しんだ土地に戻ることは、「ライダーカップ」で不本意な成績に終わったウェブ・シンプソンにとって必要だったのかもしれない。

米国代表としてスコットランドのグレンイーグルスでプレーしたシンプソンは、0勝1敗1分という結果に終わった。2014-15シーズン初戦に選んだのは、昨シーズン優勝した「シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン」だ。

主将を務めたトム・ワトソンが指名した3選手のうちの1人だったシンプソンは、スコットランドで対照的な2つの経験をしたという。オフコースでは妻のダウドさんと有意義な時間を過ごし、チームルームでは、チームのメンバーとの友情を育めた。それがひとたびコース上のこととなると、トーンは一変する。アメリカが負けたことも理由の1つだが、パフォーマンスが上がらず、4セッション中1セッションでしか出場機会を与えられなかったからだ。

「ゴルフの面で言えば、ひどい経験だった。2試合にしか出場できなかったからね」と、水曜にTPCサマリンで行われた会見で述べた。さらに「スコットランドには準備万端で到着したつもりだった。早くプレーしたくて興奮していたほどに、ね。それが、3試合続けて起用されなかったのだから辛かった。だからゴルフに関しては最低だったよ。もしスコットランドでのゴルフについて『最高だった』と言ったとしたら、?つきと呼ばれる」と語った。

苦い思い出は、ラスベガスでロースコアを叩き出し、連覇という形で払拭するしかない。過去4大会の優勝スコアが20アンダーを超えている大会で、シンプソンは昨年、2日目から首位に立ち、最終的には72ホールでトータル「260」の通算24アンダーで勝利。2012年に優勝したライアン・ムーアが樹立した大会記録に並んだ。

今大会には、昨シーズン最終戦「ツアー選手権byコカ・コーラ」に進出したビリー・ホーシェルジミー・ウォーカー、キャメロン・トリンゲール、ジョン・センデンケビン・ナウェブ・シンプソンモーガン・ホフマン松山英樹の8選手も出場する。2014年フェデックスカップ王者のホーシェルは、今シーズン初の出場となる。

先週「フライズドットコムオープン」で優勝し、現在フェデックスカップランキング首位のベ・サンムンも、エントリーしている。

ノースカロライナ出身のシンプソンだが、TPCサマリンの数ホールから望めるラスベガスの景色を見ると、子供のころを思い出すという。ディフェンディング王者に縁のあるTPCサマリンは、プレーヤーにティショットのオプションを与えるが、グリーンは速く、緩やかに起伏している。

シンプソンは安定感が持ち味の選手だが、昨シーズン終盤は好不調の波があった。昨季出場したラスト9大会ではトップ10を3度経験したが、同じく3大会で予選落ちともなった。この理由について、本人はスイングの問題改善に取り組んでいたことと、疲労を挙げている。

「プレーから離れることが必要だった。休養が必要だったんだ。プレッシャーから解放される必要があった。休暇の後は、いつだって良いプレーができる感覚になる。少し休むと、以前よりハングリーな気持ちが芽生えるし、良い準備ができるようになる」。

火曜にはキャディのポール・テゾリと共に、ボールから身体が離れすぎないようにするため、頭部の右側にクラブを固定してスイングを矯正する練習を行った。ここ数年間シンプソンが取り組んでいる課題でもある。実際、ボールから身体が離れる癖を直した2011年以降、シンプソンはトッププレーヤーの仲間入りを果たしている。

「(癖の改善により)優れたボールストライカーになれた。今までできていなかったことができるようになった」と語ったシンプソンは、2011年に「ウィンダム選手権」と「ドイツバンク選手権」で2勝を挙げると、翌12年には「全米オープン」優勝を達成。昨シーズンの「シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン」での優勝は、オリンピッククラブでのメジャータイトル以来初の勝利だった。

「全米オープン」はPGAツアーでも屈指の大会として知られ、シンプソンも12年の大会では通算1オーバーと苦しみながら優勝。ひるがえってTPCサマリンは、バーディが多く出るコースとして知られる。

昨シーズンのツアーで、TPCサマリンは3番目に長いドライバー平均飛距離(294.6ヤード)を記録したコースだ。また、フェアウェイからのアプローチをバーディ以上にする割合でも、ツアー中3番目に高い25.5パーセントを記録。プレーヤーはラスベガスの乾燥した気候と、標高の高さによる恩恵を受けている。

シンプソンは昨年、TPCサマリンでのパーオン率で2位をマーク。4日間のラウンドでパーオンを逃したのはわずか10ホールだけだった。パットのスコア貢献率を示すストロークゲインド・パッティングでも1位の数値を記録したが、統計によれば、それは自身のキャリアベストで、2013-14シーズンに優勝した選手の中でも4番目に良い数字だった。

TPCサマリンにはパー5が3ホールあり、パー4の15番はドライバーでグリーンに乗せることも可能なホールで、ツアーでも4番目にイージーなパー4というデータがある(平均スコアは3.64)。

「全米オープン」と「シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン」で求められるものは異なるが、シンプソンはどちらも力で制した。

「(TPCサマリンには)バーディを取らないといけないというプレッシャーがある。(全米オープンとは)異なるプレッシャーだけれど、それもまた面白いものさ」

スコットランドで苦しい体験をしたからこそ、シンプソンは面白いと感じるチャレンジを歓迎している。

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情報提供:PGA TOUR

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