7連戦中のD.ジョンソンが優勝争いに参戦
2014年 トラベラーズ選手権
期間:06/19〜06/22 場所:TPCリバーハイランズ(コネチカット州)
「全英オープン」出場権をかけた3試合がスタート
「クイッケンローンズ・ナショナル」、「ザ・グリーンブライアークラシック」、そして「ジョンディアクラシック」は、PGAツアー優勝、フェデックスカップポイントを勝ち取るためだけの大会ではない。これらは、「全英オープン」出場権を勝ち取るための戦いでもある。
「クイッケンローンズ・ナショナル」と「ザ・グリーンブライアークラシック」で12位タイに入った選手のうち、まだ出場資格を持っていない上位4名ずつにロイヤルリバプールでの出場権が与えられる。そして、「ジョンディアクラシック」に出場し、まだ出場資格がなく、かつトップ5以内とした選手の中で最も上位に入った選手にも、「全英オープン」でプレーする権利が与えられる。
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2001年の「全英オープン」優勝者であるデビッド・デュバルは、「大会数週間前に、72ホールプレーする資格が与えられているとわかるのは素晴らしいアイディアだと思うね」と語る。
上記3大会は、「全英オープン」予選シリーズとして知られ、R&Aが今シーズン開幕後に発表したもの。海外予選は、5大陸をまたぐ9つの国で行なわれる14大会が対象となる。対象となるツアーは、欧州男子ツアー、PGAツアー、PGAオーストラリアツアー、日本男子ツアー、サンシャインツアー(南アフリカ)。
PGAツアーと欧州ツアーには、それぞれ計9人の枠が与えられている
PGAツアーコミッショナーのティム・フィンチェムは、「R&Aがイニシアチブを取り、『全英オープン』前のPGAツアー3大会で予選を行うことを歓迎する。格式の高い3大会で出場資格を得られることになったのは、選手達にとっても朗報だと思うし、世界で最も歴史のあるメジャー大会出場権を得るため、選手達もモチベーションを上げるだろう」と語った。
◎「全英オープン」予選シリーズと出場資格保持者
「エミレーツ オーストラリアオープン」
期間:2013年11月28日~12月1日
出場枠:3
出場資格獲得条件:出場資格を持たない選手の中でトップ10タイ以内の上位3名
出場資格獲得選手:ライン・ギブソン、ブライデン・マクファーソン、ジョン・センデン
「ヨハネスブルグオープン」
期間:2014年2月6日~2月9日
出場枠:3
出場資格獲得条件:出場資格を持たない選手の中でトップ10タイ以内の上位3名
出場資格獲得選手:ジョージ・クッツェー、ジョン・ジン、ジャスティン・ウォルターズ
「全英オープン・アジア最終予選(タイ)」
期間:2014年3月6日~3月7日
出場枠:4
出場資格獲得条件:上位4名
出場資格獲得選手:岩田寛、呉阿順、パン・ツェンツ、塚田好宣
「ミズノオープン」
期間:2014年5月29日~6月1日
出場枠:4
出場資格獲得条件:出場資格を持たない選手の中でトップ12タイ以内の上位4名
出場資格獲得選手:ジャン・ドンキュ、キム・ヒョンテ、近藤共弘、ジュビック・パグンサン
「アイルランドオープン」
期間:2014年6月19日~6月22日
出場枠:3
出場資格獲得条件:出場資格を持たない選手の中でトップ10タイ以内の上位3名
出場資格獲得選手:未定
「アルストム・オープン・ド・フランス」
期間:2014年7月3日~7月6日
出場枠:3
出場資格獲得条件:出場資格を持たない選手の中でトップ10タイ以内の上位3名
出場資格獲得選手:未定
「アバディーンアセットマネジメント スコットランドオープン」
期間:2014年7月10日~7月13日
出場枠:3
出場資格獲得条件:出場資格を持たない選手の中でトップ10タイ以内の上位3名
出場資格獲得選手:未定
「クイッケンローンズ・ナショナル」
期間:2014年6月26日~6月29日
出場枠:4
出場資格獲得条件:出場資格を持たない選手の中でトップ12タイ以内の上位4名
出場資格獲得選手:未定
「ザ・グリーンブライアークラシック」
期間:2014年7月3日~7月6日
出場枠:4
出場資格獲得条件:出場資格を持たない選手の中でトップ12タイ以内の上位4名
出場資格獲得選手:未定
「ジョンディアクラシック」
期間:2014年7月10日~7月13日
出場枠:1
出場資格獲得条件:出場資格を持たない選手の中でトップ5タイ以内の上位1名
出場資格獲得選手:未定
※「ジョンディアクラシック」での出場資格枠は1つのみ。これは、出場資格を獲得した選手が「全英オープン」出場のため渡英、出場準備にかけられる日数が少ないため。