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ウォーカーのキャディにとっての“オレンジゼッケン”

2014/05/21 13:01

他のキャディ達はアンディ・サンダースに“オレンジ・ビブ(オレンジゼッケン)”という愛称をつけた。

それは彼に対する皮肉なのか、それとも妬みなのか・・

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現在フェデックスカップポイントトップのジミー・ウォーカーを際立たせる為に、サンダースはいつでも見やすく色分けされたキャディ用のゼッケンを着ている。

ジミー・ウォーカーが昨年の10月に、2013-2014年シーズンの開幕試合「フライズドットコムオープン」で優勝を飾った時、(フェデックスカップ)ポイントでトップに立ったことは推定できた。シーズン7週目にウェブ・シンプソンがウォーカーを15ポイント上回り、トップの座を奪って以来、ウォーカーは19週連続でトップの座を守り続けている。ウォーカーとの差を200ポイント以内に縮めた選手はいないのである。

さすが“オレンジ・ビブ”だ。

「誰よりも、周りのキャディ達が大げさに言うから、アンディは毎週オレンジのゼッケンを着るようになったんだ」とウォーカー。「みんなは彼を『オレンジ・ビブ』とか『スーパーキャディ』って呼ぶんだ」。

「そのお陰で、余計に良いプレーをし続けたいと思えるんだ」と続けた。

フェデックスカップポイントで半年以上トップの座を守り続けているという事は、順位を落とす以外行き場がないとウォーカーは知っていながらも、そこまで重荷に感じていないようだ。シーズン序盤で3勝を挙げ、12週終わった時点で、757ポイントも差をつけており、下位に大差をつけていた。彼は安定したプレーで、トップを保ち続けたのだ。

ウォーカーは2位のバッバ・ワトソンに415ポイントの差を着け、今週コロニアルで開催される「クラウンプラザインビテーショナル」 に出場する。

「ここまで良いプレーをしてこれたから」とウォーカー。「大きい大会で何度かいい形でトップ10入りできたから、そろそろ優勝を狙えるのではないかと思ってるよ」と続けた。

米国ツアーでは、一般大会の優勝ポイントは500、メジャー大会では600だ。ウォーカーは、自分のリードはここ数週間で直ぐになくなってしまうこともあると分かっている。「クラウンプラザインビテーショナル」は彼にとって「全米オープン」前最後の大会であるため、彼が次にプレーをするパインハーストのコースでティオフする前に、トップの座を誰かに奪われてしまう可能性はある。

しかし、現時点でトップに立つことが彼の目標ではない。フェデックスカッププレーオフの最終戦、「ツアー選手権byコカ・コーラ」で最後のパットを決め、トップに立つことが目標なのだ。

「自分の名前がトップにあるのは見ていて嬉しいことだよ。誰でもそう言うだろうね」とウォーカー。「トップの座を守って、リードを広げていくことが重要だ」。

「来月からの一ヶ月半はプレーをすることが少ないから、何が起こるかは誰にも分からない。でも今自分がやっていることをしっかりとコントロールして、今週良いプレーをするだけだよ。それからどうなるかはお楽しみだね」。

情報提供:PGA TOUR

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