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2014年 HP バイロン・ネルソン選手権
期間:05/15〜05/18 場所:TPCフォーシーズンズリゾート(テキサス州)

バックナインで「27」! ケーシーの記録的猛攻

2014/05/17 12:20

「HP バイロン・ネルソン選手権」2日目、ポール・ケーシーは、バックナインで好プレーをしたことは分かっていたが、キャディがスコアを付け始めるまで、それがどのくらい良いものだったかは認識できていなかった。

ケーシーは、後半に8アンダー「27」をマークし、「63」で第2ラウンドの途中まで通算6アンダーのトップタイに浮上(最終は2位タイ)。PGAツアー史上8人目となる、ハーフで「27」を記録したプレーヤーとなった。これは、ミルウォーキーで開催された2006年の「USバンク選手権」で、コーリー・ペイビンが達成したツアーレコード(フロントナイン)の「26」に1打差に迫る記録だ。

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ケーシーは「自分のプレー(スコア)は全く分かっていなかった」と言う。6番までは2オーバーだったが、7番パー5の第2打を約3メートルに寄せイーグルを奪取してから流れが変わった。9番こそボギーとしたが、後半に入ると10番パー4と11番で連続バーディ。12番はパーとした。そして13番パー3、14番パー4、15番パー4と3連続バーディ。

16番のパー5では、イーグル奪取に成功。その後は、17番でパー。そして最終18番のパー4をバーディで締めくくった。

「10番で(好プレーの)封が開いたという感じ」とケーシー。「そこから、(好プレーの)スパイラルに入ったね」。PGAツアーにおけるケーシーのこれまでの9ホールのベストは「30」で、今年4月の「チューリッヒクラシック」を含め2度達成している。

しかし、この日の「27」はケーシーを別次元にプレーヤーに押し上げる結果になった。「昔から好スコアをマークするような素晴らしい選手になりたいと思いたかったけど、確かにここまでではなかったね」。

ポール・ケーシーの第2ラウンドバックナインのホール・バイ・ホール>
10番(パー4、406ヤード)/ティショット311ヤード、第2打を約2メートルに寄せバーディ
11番(パー4、305ヤード)/ティショット292ヤード、第2打を約7メートルに寄せバーディ
12番(パー4、452ヤード)/ティショット284ヤード、第2打はバンカー、そこから約4メートルに寄せパーセーブ
13番(パー3、163ヤード)/ティショットを約4メートルに寄せバーディ
14番(パー4、408ヤード)/ティショット262ヤード、第2打を約3メートルに寄せてバーディ
15番(パー4、476ヤード)/ティショット323ヤード、第2打を約1.5メートルに寄せてバーディ
16番(パー5、527ヤード)/ティショット269ヤード、第2打を約10メートルにナイスオンしイーグル
17番(パー3、202ヤード)/ティショットを約11メートルに寄せ2パットのパー。
18番(パー4、428ヤード)/ティショット304ヤード、第2打を約1.5メートルに寄せバーディ

情報提供:PGA TOUR

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