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バーディなしの「73」で出遅れたウッズ

「ザ・ツアー選手権 presented by コカ・コーラ」初日、タイガー・ウッズが最初のホールで外した6フィートのバーディパットは、ウッズにとって残念な一日の始まりだった。

フェデックスカップランキング1位でプレーオフ最終戦を迎えたウッズは、出場30選手中29位の「73」で初日を終え、首位から9打差と出遅れた。ひとつもバーディを奪えなかったのは、自身のプロキャリアの中でも7回目であり、2010年全米オープン初日以来のことだ。

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興味深いことに、今日も含めてウッズが過去に記録したバーディゼロのラウンドのうち3つは、ここイーストレイクでのもの。ウッズはこのコースで過去に2度の優勝、そして4度の2位を記録しているにも関わらずだ。1998年に最初の2ラウンドでバーディなしの「75」と「76」を叩き、その後の2ラウンドをいずれも「69」で回り20位で大会を終えている。

今日のウッズはフェアウェイを捉えたのが8度、パーオンが12度と苦戦したが、最大の問題はパッティングだった。10フィート以内のバーディパットを4度外すなど計34パットを要し、パットのスコア貢献率で30人中29位に終わった。

ウッズにはとってさらに厳しいのは、ポイントランキング2位のライバル、ヘンリック・ステンソンが「64」で首位発進したことだ。ウッズはラウンド後、メディアに対して口を開かなかった。

「彼にとって良い一日でなかったことは我々もわかっているし、ここから取り戻すために彼も一生懸命プレーしてくるはずだ」とステンソン。「まだ先は長いけど、世界最高の選手とプレーする中で今日のようなラウンドができることはいつだって気分が良いね」。

ウッズは実際そこまで悪いプレーをしていたとは思わないと、ステンソンは述べた。ステンソンによると、ウッズはいくつかのショットを打つべき場所に打てず、これがウッズを苦しめた。

「何が言いたいかというと、バーディを奪えなければ良いラウンドにはならないっていうシンプルなことさ」とステンソン。「良い日というのは、1打2打の浮き沈みはありながら、いくつかバーディを決めるんだ。紙一重の差さ」。

「チャンスをものにしてさえいれば、彼は今日2アンダー、あるいは1アンダーくらいでラウンドしていただろう。誰しも上手くいかない日があるんだ」。

情報提供:PGA TOUR

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