スタンリー 「全米オープン」出場に黄信号
2013年 フェデックス セントジュード クラシック
期間:06/06〜06/09 場所:TPC Southwind
週末のカギは「我慢」とラブ
By Helen Ross, PGATOUR.COM
昨年のTPC サウスウィンド大会の最終日を終えたデイビス・ラブIIIは、家路に向かうため息子ドリューと駐車場を歩いていた。
「フェデックス セントジュード クラシック」の3日目を首位タイで終えた彼は、最終日を「69」でラウンドし、最終的に2ストローク及ばずダスティン・ジョンソンに優勝を譲った。
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「父さんが勝つべきゴルフ大会だったね」という息子に対し、ラブは「いったい何人が“我々が勝つべきだった”と言っていると思う?」と父らしく答えた。
父の言葉で息子のドリューは現実を直視したことだろう。彼はきっとその数は、8人か9人だろうと思った。
「それ(ミス)はまとめてやって来るからね」と、ラブは金曜日に語った。「2日続けてたくさんバーディを奪うと、ミスは避けられないものさ」。
だからラブは現在、ハリス・イングリッシュに6打差をつけられている事実もさほど気に掛けていないのだろう。4アンダーのスコアで2年続けて優勝争いに加わっているラブは、これから週末の36ホールがどうなるか楽しみにしている。
「我慢強くいかないとね」と、ラブは話した。「力づくでは勝てません。我慢強さが一番の要素だと思います。ハーバータウンGL(RBCヘリテージ)やコロニアルCC(クラウンプラザインビテーショナル)に状況はよく似ているね。ティショットは少し慎重に打ち、フェアウェイに確実に乗せる事です。フェアウェイを捉えていたので9番アイアンやウェッジを多用しました。フェアウェイを逃すと、どんなクラブでも打ちにくい状況になってしまうからね」。
ハーバータウンで5度の優勝経験を誇るラブは、金曜日の最終ホールの9番はラッキーだったと振り返った。ティショットを左のラフに打ち込んだものの、素晴らしいセカンドショットでタップインの距離までボールを寄せ、この日のラウンドをイーブンパーの「70」でまとめた。
「ラフに打ち込んでしまったら、普通はグリーンに乗せることを優先して、大叩きしないように心掛けるものなんだけどね」と、ラブ。「17番で「6」を叩いてしまったけれど、それ以外はどうにか上手くしのげたかな」。ラブは最終9番でのバーディは、1ストローク、いや1.5ストロークほどの重みがあると語った。この日4つ目となったそのバーディは、2つのボギーとグリーンサイドのバンカーに2度捕まった17番でのダブルボギーを綺麗に帳消しにした。
「良い終わり方だったね」とラブは振り返った。「今日のスコアは全体的にさほど良くはなかったね、ハリスを除いては。グリーンが少し速かったのと、風が少し強かったからね。その為か、何だか今日は少しプレーしにくかったね」。
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