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中尺パターにこだわるエルス

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM Equipment Insider

アーニー・エルス(南アフリカ)が中尺パターを使うのは、「マスターズ」の最終ラウンドまでだろうと思われていた。

オーガスタナショナルでは3パットはわずか1回。1ホールあたりの平均パット数は1.53の3位という素晴らしい成績で終えた後、4度のメジャー大会優勝経験者であるエルスは、ゲームプランを変更した。「RBCヘリテージ」でも、オデッセイ ホワイト ホット XG No.7をバッグに残すことに決めたのだ。

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「先週、パットに関しては僕が一番良かったと思うよ」と、エルスは言った。「キャディのシェリール・カルダーのサポートもあって、すごく良いラウンドだった。彼女も引き続き、中尺パターを使ってほしいと思っているはずだよ。短いパターに替える予定だったけど、今週は中尺パターを使ったほうがうまくいく感じがするので、これからも中尺パターでプレーを続ける予定だ」。

アンカーリングの禁止が迫ってきている中、エルスは「WGCキャデラック選手権」で従来の短尺パターであるオデッセイ ブラックシリーズiのNo.1 を使用。タイの「チェンマイゴルフクラシック」での3ラウンドでも、短尺パターを使用していた。

エルスは、オーガスタでグリーンジャケットを着るチャンスを最大化するためのゴールは、実は中尺パターを使用することだったと明かした。そして今度は、「全米オープン」に向けて短尺パターを使う準備を始めるようだ。

しかし水曜日、エルスの意見は一変してしまった。メリオンの大会に向けては短尺パターを使うかわりに、今後も今まで通り中尺パターを使い続けることを表明したのだ。

「両方のパターでプレーすることには慣れているからね」と、エルス。「キャリアのほとんどで、短尺パターでうまくプレーしてきた。再びそのように出来るだろうと思っているが、中尺パターでいくことが最善だと思っている。だからルールで正式に禁止されるまでは(中尺パターを)止めたくないね」と語った。

情報提供:PGA TOUR

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