PGAツアーとディスカバリーの新契約 日本での視聴はどう変わる?

タイガー・ウッズ
ウッズの雄姿をどう視聴?( Tim BradburyGetty Images)

PGAツアー(米国男子ツアー)は昨年、米メディア大手のディスカバリー社と米国外での放映権の契約を交わした。世界中に約7億人の視聴者がいるとされるユーロスポーツを子会社に持つ同社は、12年間で20億ドル(約2200億円)という巨額を投資するが、日本での視聴はどう変わるのか。

結論から言うと、2019年に関して、テレビ放送は昨年までと同様にNHK(BS)と、ゴルフネットワーク(CS/以下GN)が放映権を持つ。ただし、GNは今回の契約で予選及び決勝全ラウンドの生中継が可能になった。これまでNHKだけで中継されていた決勝ラウンドの後半が、両局で生放送される。

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NHKが4日間中継していた世界選手権シリーズ4試合(WGC/デルテクノロジーズマッチプレーは5日間)、「ザ・プレーヤーズ選手権」、「ツアー選手権」はいずれも決勝ラウンドのみの放送となる。10月に日本で開催される「ZOZOチャンピオンシップ」については、PGAツアーおよびディスカバリー社が現在も交渉中。民放各局を含めて、放送局や形態が変わる可能性がある。

スマートフォンやタブレット端末、パソコンからの日本でのインターネット放送は、GNのゴルフネットワークプラスと、1月1日にスタートしたディスカバリー社の新メディアGOLFTVで視聴可能になる。パフォーム社の「DAZN(ダゾーン)」での展開は終了となった。

GOLFTVはタイガー・ウッズとの複数年契約でも注目を集めており、今後、密着映像などを展開するとすでに発表。一方でディスカバリー、PGAツアー、GNは昨年11月にパートナーシップ契約を結んでいる。GOLFTVとゴルフネットワークプラスとのPGAツアー放送の内容差別化が今後の調整課題に挙がっている。

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