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稲森佑貴の頭によぎった“ホームラン” 池田勇太も出遅れ

◇世界選手権シリーズ◇WGC HSBCチャンピオンズ 初日(25日)◇シェシャンインターナショナルGC (中国)◇7261yd(パー72)

日本ツアーの賞金ランキング上位者2人の資格(1位の今平周吾は辞退)で出場した稲森佑貴は「74」で回り、2オーバーの49位タイ。池田勇太は「75」で、3オーバー59位タイで第1ラウンドを終えた。予選落ちのない4日間大会での挽回が必要とされる。

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2週前の「日本オープン」でツアー初優勝を飾ったばかりの稲森は海外メジャー、WGCを含めて米ツアー初出場。序盤は4人の日本勢の中で最高の滑り出しを見せた。前半3番で、AWでの第2打をピンそば80㎝につけてバーディ。7番で2つ目を決めて一時2アンダーとした。

「前半は本当に良い感じのゴルフだった。でも、風が強くなってスコアを落とした」。“貯金“を失ったのは折り返し前の9番。フェアウェイからの第2打をグリーン左のバンカーに突っ込んだ。3打目のライは左足下がり、ピンの向こう側には池。「“ホームラン”が頭をよぎったら本当にやってしまった。腹をくくって打ってみたけど、かち上げてしまった」。ボールは水に沈み、ダブルボギーをたたいた。11番ではグリーン手前からのアプローチで「“チャックリ“してしまった」というミスから4オン2パット。「(2つの)ダボがバカらしいですね」とさらに後退した。

悔しい滑り出しとなったが、米ツアー会場らしいダイナミックなレイアウトにも、稲森は「イヤだなとは思わない。対処できると思う」と堂々としている。ティショットでフェアウェイを外したのは3回だけと、あすも1Wショットの精度を武器に戦う腹積もりでいる。

一方の池田は7年ぶりに上海でのWGC参戦となった。「前半は風の読みがなかなか合わなくて、セカンドのミスが非常に多かった。たまにバーディチャンスについたところで決められずもどかしいところがあった」。パットがカップに蹴られるシーンも何度もあった。

「(2日前の)練習ラウンドとはほとんど真逆の風。北西だったのが、南東っぽくなった」と風向きにも苦しめられた。最終18番(パー5)は5Iで2オンを狙ったショットが池ポチャとなり、ボギーフィニッシュ。「ティショットも安定している。とりあえずアンダーパーに持っていけるように頑張りたい」とショット、パットのかみ合わせに期待した。(中国・上海/桂川洋一)

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