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PGAツアーが2019年に日本初開催へ 10月下旬で調整

PGAツアー(米国男子ツアー)が来年秋に日本での新規大会開催を計画している。秋に開幕する2019―20年シーズン序盤戦となり、日本ゴルフツアー機構(JGTO)管轄の共催競技を目指して、主催企業との調整が最終段階に入った。

関係者によると、PGAツアーは今年に入り、初の国内開催への動きを本格化。グローバル企業を中心に複数のスポンサー候補との交渉を続けていた。他のアジアシリーズにならい、開催時期を10月下旬に定めて模索。フィールドは80人前後、予選落ちのない4日間大会となる見通し。日本ツアー選手の出場枠の数や、出場した場合の賞金ランキング加算といった課題が依然として残っている。

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JGTOの石川遼副会長(ジャパンゴルフツアー選手会長)は19日、男子ツアー「アジアパシフィック選手権ダイヤモンドカップ」の試合会場で取材に「自分もJGTOの一員として話し合っている部分もあり、これからまた発表できることもあると思う」とした上で、開催コースなどは未確定とした。

「夢のある話。日本のゴルフ界にとっても良いことだと思う。3、4年前から米ツアーの方から日本で開催したいと聞いていて、世界のトップの選手たちも日本で開催したら出たいということで、良いメンバーが集まってくれると期待している」と話した。

現在のPGAツアーは、開幕間もない10月にマレーシアで「CIMBクラシック」、韓国で「CJカップ」、中国で世界選手権シリーズ「WGC HSBCチャンピオンズ」とアジア諸国で3連戦を組んでいる。

2010年にスタートした「CIMB」はナジブ・ラザク前マレーシア首相の今春の退陣に伴う政治状況の変化により、今年(2018―19年シーズン)が最後になる可能性が高い。ツアーはシンガポールや香港といった新天地探しに奔走。根底にはアジアシリーズの拡大構想がある。

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