“遅かった開幕”松山英樹は最終18番で初バーディ
2018年 マスターズ
期間:04/05〜04/08 場所:オーガスタナショナルGC(ジョージア州)
パー3コンテストで喜びすぎて足首負傷 飛ばし屋フィナウが2位発進
◇メジャー第1戦◇マスターズ 初日(5日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7435ヤード(パー72)
初日の朝、目が覚めたときにはプレーすることすら危うかったというトニー・フィナウ。前日行われたパー3コンテストでホールインワンを決め、喜びのあまり後ろ向きで走ったときに左足首を負傷したが、大会初日を4アンダーの2位とした。
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「いまこのポジションにいるなんて、朝起きたときのことを考えたら奇跡だよ」とフィナウは言う。午前6時に起きたときは「ほとんど力を入れることができなかったし、歩けなかった」状態。だが、7時にMRI検査をしてみると、足首には大きな異常がないことがわかった。「だから8時ごろにはプレーをしようと思ったんだ」。
今年初出場の「マスターズ」。「長い間、今週を楽しみにしていた。でも、それが逃げてしまう可能性を考えたとき、いつか戻ってこられる自信はあったけど、どうしても今週プレーをしたかった。次の機会を待つこと、来年だろうがいつだろうが、それは自分にとって受け入れ難かった」と熱く語った。
テーピングを施して足首を固定し、ほとんど動かせない中でマークした6バーディ、2ボギーの「68」。今季の平均飛距離321.1ydでツアー1位の飛ばし屋は、記者会見の席上で「ここにいられて本当に幸せだよ」と微笑んだ。(ジョージア州オーガスタ/今岡涼太)
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