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プレーオフ敗退のシンプソン「ヒデキに脱帽」

◇米国男子◇ウェイストマネジメント フェニックスオープン 最終日(5日)◇TPCスコッツデール(アリゾナ州)◇7266yd(パー71)

松山英樹が米ツアー今季2勝目、2013年秋の本格参戦から通算4勝目を飾った。通算17アンダーで首位に並び、4ホールのプレーオフを戦ったウェブ・シンプソンも松山に賛辞を送った。

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シンプソンは最終ラウンドで10アンダーの12位から猛チャージをかけ、ベストスコアの「64」をマーク。3日目を終えた段階での首位との6打差、3位だった松山との2打差を埋めてプレーオフに持ち込んだ。プレーオフ1ホール目、2ホール目では松山がティショットを1Wで打つのに対し、3Wを選択し堅実にプレー。3ホール目で“入れれば勝ち”の5mのバーディパットを、わずかにショートさせて悔しがった。

決着のついた4ホール目、332ydと短いパー4では果敢に1Wを握ったが、ボールは右にそれてグリーンのカラーに。カップ方向にはバンカーがあったため、ピンを直接は狙えず、左方向に打ち出すほかなかった。「正規の最終ラウンドでは、17番で良いショットが打てて、グリーンの手前に運べてバーディを決められたのに。(プレーオフの)2打目ももう少し強く打てれば、ピンに寄っていた」とガックリ。「ヒデキはすばらしい選手だ。プレーオフでは手ごわい相手だともちろん分かっていた。彼には脱帽だよ」と話した。

前回大会でプレーオフの相手だったリッキー・ファウラーも再び、松山に敬意を表した。ファウラーはこの日「65」をマークして4位タイで終えたが「彼は良いショットを打ち続けている。あそこまでうまくボールを運んでいければ、常にバーディを狙えるはず。今年もずっとショットが良かったんだと思う」と讃えていた。(アリゾナ州スコッツデール/桂川洋一)

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