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松山英樹が追うのは同世代の“韓国ナンバー2”

◇米国男子◇ウェイストマネジメント フェニックスオープン 3日目(4日)◇TPCスコッツデール(アリゾナ州)◇7266yd(パー71)

大会連覇での米ツアー通算4勝目を狙う松山英樹は、通算12アンダーの3位タイと好位置で3日目を終えた。4打差の16アンダー単独首位に立つのは、韓国のアン・ビョンフン。米ツアー初勝利をかけて逃げ切りを図る。

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アンは予選ラウンド2日間で「66」を並べ、この日は6バーディ「65」とスコアを伸ばした。「リードが何ストロークあるかというのはともかく、ノーボギーラウンドで終えたことが大きい。あしたもボギーなしで、スマートにプレーすることが目標だ。いまはアイアンの調子がすごくいい」と、2位に1打差で迎える最終ラウンドを見据えた。

1991年9月生まれのアンは、松山と同学年にあたる25歳。2009年に「全米アマチュア選手権」を史上最年少の17歳11カ月13日で制し、スーパージュニアとして注目を集めていた。

欧州ツアーをプロとしての足掛かりに、15年にフラッグシップトーナメントの「BMW選手権」で優勝した。現在の世界ランキングは47位で、韓国勢ではワン・ジョンフン(39位)に次ぐ2番目。昨年には「リオデジャネイロ五輪」にも出場した。父・安宰亨さん、中国人の母・焦志敏さんはともに卓球で五輪メダルを持つアスリートのサラブレッドだ。(アリゾナ州スコッツデール/桂川洋一)

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