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松山を3打差で追う前年覇者「ヒデキは究極のアイアンプレーヤー」

◇世界ゴルフ選手権◇WGC HSBCチャンピオンズ 3日目(29日)◇シェシャンインターナショナルGC(中国)◇7266yd(パー72)

首位から出た松山英樹が「68」をマークし、通算17アンダー単独首位で世界選手権シリーズ(WGC)制覇、丸山茂樹に並ぶ日本勢最多の米ツアー通算3勝目に王手をかけた。その背中を3打差で追うのが、前年覇者のラッセル・ノックス(スコットランド)。4打差には米ツアー1勝のダニエル・バーガー(米国)がつけた。この3人が最終日を最終組で回る。

ノックスは、前年大会で米ツアー初勝利を飾った31歳。今年8月、ジム・フューリックが「58」をたたき出した「トラベラーズ選手権」で2勝目を挙げた。ちなみに昨シーズン、年間2勝をマークしたのはノックスのほか、ジェイソン・デイアダム・スコット(ともにオーストラリア)、ロリー・マキロイ(北アイルランド)、ジョーダン・スピースダスティン・ジョンソン(ともに米国)だけだった。

前週の「CIMBクラシック」でも最終組をプレーし、2位から「74」をたたいて10位でフィニッシュした。この日は終盤14番(パー5)で2打目を池に入れながら、奥のカラーからパターで放った5打目をねじ込んでパーセーブ。「ヒデキはきょうと同じようにプレーしてくるだろう。僕は積極的に彼をつかまえにいかなくては。ヒデキは究極的にアグレッシブなアイアンショットを持つ選手だ。勢いに乗ると誰よりもうまいはずだ」。逆転には60台中盤のスコアが必要になると読んだ。

松山の米ツアー2勝はいずれも最終日にトップに並び、プレーオフを制したもの。54ホールを首位タイで終えた過去2試合、2014年「ディーン&デルーカ招待」と15年「トーナメント・オブ・チャンピオンズ」はそれぞれ10位タイ、3位タイで敗れた。今回初めて、単独首位で最終日を迎える。

世界ランキングは松山が10位、ノックスが20位、バーガーは38位。米ツアーの公式サイトによる開幕前のパワーランキング(優勝予想番付)では松山7位、ノックス10位。バーガーは21位以下の圏外だった。勝負事が実績ですべて左右されるなら、3打以上のリードを保つ松山は有利に違いない。だが、そうは甘くないことを彼らは知っている。(中国・上海/桂川洋一)

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